長い事設計や開発の仕事に携わって来ましたが、今迄は自分の仕事に自信が有ったのか、設計後の検図や確認を一度で済ませておりました。
そんな中、先日行われたハイウェイテクノフェア2023に出展した新製品『マルチカラールーフサインダブル』の設計をする事になりましたが、歳も取り思考力も衰えてきて間違えが有ってはいけないと2度の検図しました。
そして購入品や加工の手配をしていた部品が揃ったところで組立に入りましたが、今回はほぼ間違えはゼロで短時間であまり手間をかけずに、設計通りすんなり組み上がりました。
若いころは過信や変な自信から1度で十分と思っており、この歳になって気が付くなんてお恥ずかしい限りです。
これは前回の高齢者講習会と全く同じで、歳は取っても過信やおごりに注意さえすれば設計も運転もまだまだ行けるかもね?
先々週、いつもの温泉旅行でいつもの上林温泉に行って来ました
もう何度も行っていますが途中の小布施で今回初めて岩松院と言うお寺に寄って、葛飾北斎の絵を観て来ました。
今迄にも良く途中で小布施の街に寄りましたが、ここに北斎の天井画が描かれている岩松院と言うお寺がある事をテレビのCMで知り、一度観てみようと言う気になり今回初めて寄ってみました。
大変立派なお寺で本堂の天井に21畳もの大きな『八方睨み鳳凰図』と言う絵が描かれており、観ても凡人には理解出来ませんが一見の価値は有り、180年もの間一度も手が加えられていないとの事ですが、それだけの年月を経ても非常に鮮やかな色合いで、本堂には使われた多数の高価な絵の具なども展示されておりました。
そしてここは小林一茶ゆかりの寺との事で、あの有名な『痩せ蛙負けるな一茶これにあり』と言う句はここで詠まれたものとの事でした。
趣味の無線を再開して1年半ほど経ちましたが仲間も増えて、色々やらせて貰っていますが根が夢中になりやすい性格の為、今はDMRと言うデジタル方式のSFRと言う機能を使った中継技術にハマっています。
前にもここでSFRによる中継装置の話をしましたが今回はその延長上で、このSFR機能を持った中継装置を2台接続させたら?と言う疑問からのテストで、1段のSFRによる中継方式も国内のアマチュアでは初と思われ、ましてや2段中継は
机上のテストでは上々でしたが、フィールドでのテストの必要が有りました。
そこで長いゴールデンウィークの連休を使い既に青梅市内にて設置運用されている中継局と、御岳山に設置予定で制作し試験中の機材を山中湖に仮設置し、青梅市内と山中湖村を富士山の反射を利用してリンクして、
両地点間を小さな無線機で通話すると言う実証実験です。 (実験結果は次回で)
先月Jeep TJとお別れした後に、日産セレナ4WDがやってきて新しい相棒となりました。 この車には無線機や2.3Kwh電源、冷蔵庫、Wi-fiなど何点かの装備をし、愛犬を連れて出かけたり車内での仮眠なども出来るようにしました。
このタイプの車は初めてで現役時代は白のグロリアとフーガを乗り継いできて、仕事はセダンと言う信念でしたがこの車に乗ってみて便利さを実感しました。 最近は政治家や有名人にもこの手のミニバンと言われるタイプの高級車が多く、かつての様に高級セダンを乗りつける姿も見かけなくなりました。
実用的である事は間違えなく車内は広くてカーテンなどでプライバシーが保て、簡単な食事や仮眠、着替えや打ち合わせと、忙しく飛び回る人たちに好まれるのも納得ですね。 この相棒ですがさっそく趣味の無線のイベントにも2回参加し、機材の搬送やテントを張っての野外展示にも活躍しました。
会社の玄関わきの植え込みの中に何本かの百合があり、植木の刈込の時にも気を付けて残していてくれ、毎年時期になると立派な花を咲かせていました。
百合の花は普通は初夏に咲きますがどうした事か今年は今咲いており、初夏にも咲いているので2度目で狂い咲きではないかと思います。
2度目のせいか元気がなく色も真っ白ではなく、少しくすんでいますがしっかり咲いています。
今年は一時寒い日が有りまた気温が上がって春が来たと勘違いしたのか、これも地球温暖化が原因のようで自然が狂うと、我々人間まで感覚が狂ってしまいそうで困ったものです。
これはまさしく完全に2季化して来ているようで、前にもここで書いたように季節が夏と冬になってしまい、日本特有の過ごしやすい春や秋はもう来ないのでしょうか?
最終的にはこれらをリンクする事で広範囲なサービスエリアを持つシステムの実験も現実味をおびてきました。
単なる技術的な興味からこれらの実証実験を続けてきてそれなりの結果が得られた事は満足に値しますが、我々の実験に全国の多くの人達が参加してくれてその中の何人かとも交流も出来るようになり、
皆さん同年代で同じ趣味を持ち長野や小豆島、広島などと地域はバラバラですが今は皆さん良い仲間です。
無線技術の確認や実験を通して知り合った方々とは常に技術情報や近況などを交換しており、この歳になり無線のおかげで新たな付き合いが始まりました。
基本的に海外では業務やアマチュアでは一般的なDMRによるSFR機能ですが、国内の業務では日本特有の事情からこんな良いシステムも普及していませんが、アマチュアでは何の気遣いも無く自由に実験しています。 (おわり)
前回スローレジのお話をした後で少し考えたことが有りました。
それは自分は長い間設計や開発の仕事に携わって来て、前半は自動化や省力化と言った効率化を図る事にだけ専念してやって来て、
それが豊かな生活に繋がり世の中の為になるものと信じてやって来ました。
しかし、前回のスローレジの話を聴き今の世の中も自分が目指して来た事と同じで、相も変わらず高効率やスピードばかりを求めておりますが、
今になって思う事は本当にこれで良かったのか?と言う事です。
勿論人生は一度きりでやり直しは効かず、やって来た事に後悔は有りませんが、スローな人生も良かったのかな?なんてチョット思う事も。
終盤になって世の中に安心・安全を提供する様な仕事が出来た事はせめてもの慰めで、こんな事も今だから言える話なのでしょうね?
愛車の電気自動車(EV)の充電プランが先月で切れ、今までは2,000円程の基本料金だけで、旅行先などで急速充電は使い放題と非常に助かりました。
しかし、そのプランが切れて今度契約しようとするプランでは、1分単位で充電時間により課金されるシステムとなりますが、そこで一言言いたい事が。
それは充電する時は電気の量を買う訳で例えば5Kwとかいう単位で、単価は1Kw当たり○○円と言うか決まりがあります。
その決まりを無視して充電している時間で課金する訳で、それこそ訳がわかりません。
時間で課金するためには1分当たり何Kw充電すると言う根拠が必要で、この根拠なしに時間で課金なんで暴挙です。
急速充電機は20Kwから90Kw迄様々で、当然同じ時間であれば大きい方が良く、つまり時間と電力には相関関係が無い訳で電池の温度や状態によっても充電量は変化して時間課金なんて無茶苦茶です。
昔、御岳山に設置した手作りのアマチュア無線用リピーターのメンテナンスで良く登りました。 その日も夏の蒸し暑い1日でした。 いつものように一人で18時半の最終ケーブルカーで山頂へ、 着いた頃は日もとっぷり暮れて気温も下がり辺りは真っ暗、早々に作業を始め30分位した頃に何処からか線香の匂いが漂って来る感じが、多分気のせいだろうと作業を続けると確かに線香の匂いです。
ここの土手下にはお墓があり多分そこに供えた線香の匂いだろうと思いましたが、今度は右後ろからふわーっと煙の気配がして横目で見ると確かに煙が。
元々迷信とか幽霊のようなものは信じないほうですが、お墓も近いし「いよいよ出たかぁ」と腹を決めて振り返ると、何とそこには潰した空き缶に載せておいた半田ゴテがずれて落ち葉の上に、その為に葉っぱが焦げた匂いでした。
落ち着けば匂いの違いは判りますが、あの時ばかりは肝を冷やされました。
ガソリンの高騰により燃費の悪いjeepにはあまり乗らずEV車のリーフに乗る機会が増え、この車にはプロパイロットと言う自動運転モードが付いています。
この自動運転モードで事故が起きた場合それは運転者の責任との事のようですが、「自動運転中に起きた事故はメーカーが責任を負います。」 と言えないなら自動運転と言う文言は使わないほうが良いと思いました。
当初はそんな呼び方をしていましたが今では「運転支援モード」と言うそうで、セットしておくとハンドルに手を添えているだけで、車線と車速を自動でキープしてくれ
半自動運転と言う感じで完全ではないですが良く出来ています。
近い将来レベル5と言われる完全自動運転が可能となり、煽り運転や高齢者の事故が無くなるでしょうが、その頃には車同士や車と道路が通信するようになり、 運転者に情報を提供するLED式の情報板等は不要となります。 それは困った。
ガソリンの価格はこのところずっと上昇が続いており、燃費の非常に悪い4Literの愛車jeepに乗るのも勇気がいる状況です
私が車に乗り始めた昭和40年代初めの頃は、今のレギュラーガソリンが50円、ハイオクが55円位だったと思います。
今では場所によっては200円を超える所も有り昔と比べると高くはなりましたが、所得水準から見たらガソリンは決して高くなったとは言えず、むしろ他の生活物価に比べたら安いと思います。
近頃は水道水など飲まず自販機で買った水を飲む人が多いようですが、1本が500mlで150円前後し1L換算では300円位となり、ガソリンより水のほうが高いことになります。
昔、中東の産油国ではガソリンより水のほうが高いと聞いていましたが、石油はすべて輸入しても水は自前で賄える日本でこれは一体どう言う事なのか?
以前より休みになると工具類や場所が揃っているので、よく会社に来ては車や無線機、壊れたものなどの修理や改造しています。
10年以上前の話になりますか、拾ってきた昔の真空管式の5球スーパーと言うラヂオ(昔の表記)を会社で修理して何とか音が出るようにしました。
コレを受信テストで会社の自分の部屋で鳴らしておいたところ、丁度その時に昔から変わらないNHKのラジオ体操の放送が聞こえて来ました。
それを隣の部屋で聴いていた経理のSさんが、「そのラジオ、昔の放送が聴こえるんですか?」とすっとんきょうな声で。 「ソレが出来たらノーベル賞モンだよ、そうしたらこんな仕事はしてないよ。」と大笑いしたのもつい昔の話。
その時のラヂオは今も私の家にあり、スイッチを入れると真空管のヒーターがボーッと点き、50年前の放送がノイズ混じりで聴こえて来ますよ。 エッ?
今年も除夜の鐘まであと3日、今日が仕事納めで最後となります。
今年も1年間色々とお世話になりありがとうございました。
来年の干支は辰で6度目の歳男となりますが、1月生まれなもので年が変わるとすぐ歳をとり、子供の頃は早く歳が取れて良いと思っていましたが、今となっては全く正反対でもう正月なの?と思ってしまいます。
今年も色々ありましたが去年再開したアマチュア無線の方で昔の仲間達と再会出来た事で、特にS君との再開は非常に良かったと感謝しています。
昔の仲間とは良いもので40年以上の空白を埋めるのにもさほど時間は必要なく、同じ趣味を持ち、同じ方向を向いている者同士、来年も色々やりましょう。
今年は円安で物価の高騰、そしてきな臭い出来事も。 来年こそは平和で良い年になる事を願って。 では、皆さん良いお年をお迎えください。
明けましておめでとうございます。
昨年から始めたアマチュア無線のお話ですが、ここでDMRというデジタル無線のSFRと言う機能にハマってます。 専門的になりますがSFRとは無線を中継する方式の一つで、普通無線を中継する場合は上りと下りの2つの周波数を使いますが、このSFRという方式は一つの周波数で中継が出ると言う凄い方式です。この方式は以前より有り目新しい訳では無いですが、アマチュア無線に使うのは我々が初めてかも知れません。
これらは以前より業務無線として使われており、アマチュアでも海外では一般的ですが、なぜか日本では普及していません。 日本特有の変な忖度や遠慮が業界にあるのか? でも我々1アマチュア無線家には気にする必要は無く「そんなの関係ネェー」と遠慮しないでガンガン行きますよ。
本年も宜しくお願い致します。
新年おめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり有難うございました。
正月休み中に昨年末より少しずついじり出していた、アマチュア無線で計画していた国際宇宙ステーション(ISS)からの信号が受信できました。
高いところを飛んでいるISSからの信号を受信するのは、それ程難しい話ではなく受信機と上空を通過する時間が判れば簡単な事なのです。
だったらそれ程騒ぐ事も無く「衛星からの信号なら俺だって毎日BSやCS放送を受信しているよ。」と言われてしまいそうですね?
ところが、無線の技術的な醍醐味とはもっと奥の深いところに有るんですよ。
そんな訳で、今年はここでも無線の話題が多くなってしまう年になるかも?
色々やりたいと思いますので、本年も宜しくお付き合い下さい。
今年もあと3日、振り返ってみると色々な事が有りました。
特に、1月に古希を迎えた事を機に株式会社市川精機の代表取締役を退任した事で、これが何と言っても自分に取っては一番大きな出来事でした。
そして先月行われたハイウェイテクノフェア2022では何年かぶりにブースに立つ事が出来、懐かしい方々とお会いできた事も嬉しい出来事のひとつです。
個人的にはひとつ役職を降りた事で気持ちが楽になると同時に時間的な余裕も出来てきましたが、元々不器用な性格で老後にやるような趣味も持ち合わせておらず、結局はジープや無線機いじりの時間が増えて来そうです。
来年は仕事では開発に精を出しつつ私的には少し無線に没頭してみようかなと?
今年1年間大変お世話になりました。 来年も宜しくお付き合いください。
来年が平和で良い年で有ることを願って、では、皆さん良いお年を。
最近40年ぶりにアマチュア無線を再開しました。
コールサインや局免許はずっと切らさずに更新していたので、以前と同じ状況で「昔の名前で出ています。」
とやる気だけで簡単に再開出来ました。 無線機やアンテナ類は昔使っていた物ですがチェックしたところ十分に使えるようです。 中々声を出す勇気も無くてずっと受信を続けていますが、昔の仲間のコールサインは全く聴こえず浦島太郎にでもなったような気分で、40年と言う時の長さを改めて感じています。
元々お喋りよりも無線機や機器類をいじったりするほうが好きな性分なので、別に通信相手が居なくても困らないのですが、機器のテストをするには通信相手は必要となるのでそのうち付き合ってくれる相手局を探すとしましょう。
そこで手始めに地上400Kmの高度で周回しているISS(国際宇宙ステーション「きぼう」)からの信号の受信からでも始めてみようかと思っています。
今年の展示会には新しく開発した車載式の大型起立情報板を展示車両に搭載させ、参考出品として出展させたところ非常に多く皆さんより関心を頂きました。
それは特に大きい表示面を持ちながら非常に軽量でFRPなどを使用せず、アルミ素材を多用する事で軽量化を実現させた点に有るようです。
これは元々搭載する車両の軽量化やエコカー化が進み、重量物の搭載が困難になって来ている事への対応からですが、アルミ材を使用する事で最終的に廃棄時に於いても再生可能となり、環境への負荷軽減もメリットとなっています。
マルチカラールーフサインやルーフサインミニも同様の思想で、アルミを主体とした構成になっている事からこれらの製品も大変評価を頂きました。
当日は多くの貴重なご意見やご要望を直接伺う事が出来た中で、この軽量化への取組みは正に的中した感じがしました。
今年のハイウェイテクノフェア2022に出展するマルチカラールーフサインとルーフサインミニの展示方法で2台を並べて展示させ、サイズを比べやすくして違いを感じてもらおうと言う事になりましたが、重量の違いは持ってもらうのが一番良いのですが重いのでそう言う訳にも行きません。
重さを書いたパネルを貼り付けてもピンと来ない為、そこで薄いスチロールパネルでキッチンスケールのイメージを作り、針で重量を示すようにしてさらに小型の薄型LED表示ユニットを使って重さをデジタル表示させました。
でも、ただ重量を固定表示しているだけではチョットリアル感に欠けるので、元々16ch有るメモリーに近い数値を入れて順次切り替えて表示させました。
こうする事で例えば22.7kgの表示に対して±0.3kg位の範囲で0.1kg刻みで数値が変化し、いかにも本当に計っている感じを出す事が出来ました。
先週、相模川の高田橋下流の河川敷で開かれたジャンク市に久々に行って来ました。 ここでは、特に軍用の無線機や車両関係の部品類を中心に、様々なジャンク品が売られており、現在のフリーマーケットの様な催しです。
英語のジャンク(junk)とは「がらくた」とか「くず物」と直訳され、その名の通り何だコレ?と思う物や、どう見てもゴミと思われる物などがグチャグチャに置かれています。
昔はジャンク屋と言うお店があちこちに有り、青梅にも有りましたが特に有名だったのが、立川市の砂川に有った杉原商会と言う米軍の放出品を売るジャンク屋で、何か面白い物が無いか?と若い頃良く通いました。
当時ここで多く放出されていた水晶発振子を逓倍発振させると丁度144.48MHzになり、これが当時のメインchになったと言う有名な説も有り、まだインターネットなど無かった半世紀以上も前の昭和の古き良き時代の懐かしいお話でした。
最近よく耳にするこの言葉、セクハラ、パワハラ,カスハラ等々色々有るようですが、取り分け我々に関係あるとすればパワハラですかね。
立場上、指導したり注意したりという機会も多々有り、一歩間違えれば該当するような場面も考えられますので、一言言うにも気を付ける必要があります。
一番厄介なのは相手がパワハラと感じれば成立してしまう点で、最近あまりものを言わない上司が増えて来たとも聞き、やはり委縮してしまい必要な注意や指導・教育などが出来ていないのではないか?と気になります。
無論ハッキリハラスメントと判るような事を肯定はしませんが、危険の伴う現場等では時と場合によりきつい言葉も使うでしょう。 親に怒られた事も無いような世代を如何に教育したらいいのか? 決して悪いルールとは思いませんがなんなやり難いの中になったなぁ。と感じるのは旧人類となった私だけでしょうか?
この時期になると何処からともなく漂って来る甘い香り。
そう、金木犀の香りです。
20年ほど前に庭の隅に植えた金木犀の苗木が、今では根元から3本に別れて、1本が10cm以上の太さの大木に育ち、ご近所に甘い香りを放っています。
私は昔からこの香りが好きで以前植えたものですが、この香りが漂って来ると暑い日が続いていても、もう秋なんだと季節を感じます。
花の香りなんてまた々ガラにも無い話ですが、いくら変わり者の技術バカでも香りで季節を感じるくらいの感性は持っています。
ガラにも無いついでに花言葉を調べてみたところ、「謙虚」「謙遜」「気高い人」「真実」「真実の愛」「初恋」「陶酔」などだそうです。
特に「謙虚」「真実の愛」「陶酔」などはいいですね。
ハイウェイテクノフェア2202に出展する為のミニチュア製作で、始めて金属を接合する「ろう付け」と言う技術に挑戦してみました。
今回は弊社の「標識車用フルカラー大型LED情報板」のミニチュアを作るもので、実物は大きく重量もそれなりで当日展示するのは困難な為、1/8スケールのミニチュアを作り展示しようと言う事での挑戦です。
ろう付けは金属同士を接合する時に使い、母材同士を溶かして接合する溶接とは異なり、母材より融点の低い「ろう」と言う金属を使って接合するものです。
問題はアングルで組んだ架台の製作で真鍮製のアングル材を加工してろう付けにより組立てますが、本格的なトーチが無く簡易バーナーで加熱する為、局部的な加熱ができず交点に3本目を接合しようとすると、先に接合した部分も熔けてしまい結局3本目は融点が低い半田で結合して何とか完成させました。
今度は小鳥を飼ってみました。
小鳥と言っても本物の鳥はチョット面倒見きれないので、昔から有る「水飲み鳥」というオモチャと言って失礼に当たるくらい良く出来た「装置」です。
これは「熱機関」と言われる部類のもので、写真のようにガラス製で頭がフェルトで被われており、中には揮発性の高い液体と気体が封入されています。
頭を水で濡らして蒸発すると頭の中の温度が下がり、気体から液体に戻る時収縮するので液体が上がってきて、頭が重くなるとお辞儀をしてくちばしに水を着けて頭を濡らします。
傾く事でパイプの下端は液面から出て気体が流れ込み、代わりに液体が戻ってきて下が重くなり元に戻ろうとします。 これを繰り返して水と温度が有る限り動き続け、難しい理屈で動いているものですがずっと観ていても飽きず、気持ちも癒されて時にはこういうのも良いですね?
やっと秋らしい陽気になってきましたが、なんか近年はいつもと違う感じがして春や秋が短く、もしくは無いのでは?とさえ感じる年もあります。
暑い日が続きあるとき寒い日が来てまた暑くなり、そんな感じのうちいつの間にか寒くなってしまい、秋の過ごしやすいと感じる日は余り無い感じです。
以前出張で良く行っていた香港や中国の華南地域では、春先やこの時期にこんな風に感じる事が多かったと思います。
現地の人たちは当時、この辺は四季でなく二季だからと言っていましたが、今の日本はまさにその二季になってしまうのか?と言う気さえして来ます。
これも地球温暖化の影響でしょうか? 先日の報道で北海道で鮭が取れず代わりにブリが大漁と聞くと、日本も環境が変わって来ているなと感じます。
果物の産地も北上しているようで、まさか名産『青森バナナ』なんて事に?
先日、KDDIの大規模な通信障害が発生し復旧までに多くの時間を要して、心配性の技術やならではの不安が的中してしまった感じがしています。
一昔前で有れば電話が通じず連絡が取れない程度で済んでいましたが、高度に発達した通信網により構築されている現代社会では、計り知れない影響が懸念され、現に今回でも気象データの通信やキャッシュレス決済など多くのサービスに障害が出ました。
通信は今後さらに進化して5Gを使った自動運転や遠隔手術などと益々高度化して複雑に、そしてもっと便利になる事でしょう。
しかし、高度化して便利なもの程ダウンした時のダメージは大きいもので、どうも世の中前に進む事ばかりに夢中で、万一の事態に備えた対策に考えが至っていないような気がしてなりません。
これが単なる、年寄りの取り越し苦労であれば良いのですが?
先日、大井川鐵道本線と南アルプスあぷとライン(井川線)に乗ってきました。
いつもの温泉旅行で今回は大井川沿いに有る川根温泉のホテルに一泊し、翌日ホテルに車を止めさせて貰って近くの駅から大井川本線に乗り、下り終点の千頭で南アルプスあぷとラインに乗り換えました。 この線では急勾配を登る為のアプト式と言う歯車が付いた車両を途中のいちしろ駅で後ろに連結し、レールの中央に連続して敷設されたラックと噛み合わせて、普通では車輪が滑って登れないような急勾配も押し上げてくれます。 以前は旧国鉄時代の信越本線の横川~軽井沢間の碓氷峠で採用されていましたが、現在国内ではこのラインのいちしろ~長島ダム間のみとの事です。 又、本線の両終点駅には今では珍しい転車台などもあり、技術屋としては鉄道マニアで無くても興味を惹かれる旅となりました。
いつもは全工程車での移動ですが、鉄道の旅もたまには良いものですね。
まだまだと思っていたハイウェイテクノフェア2023迄、早いものであと1ヶ月足らずとなってしまいました。 今年も出展に備えて新製品を開発しておりましたがほぼ完成しており、現在は当日展示するパネルや配布用の資料の作成中です。
今回の新製品は『マルチカラールーフサインW』と呼ばれ、ご好評を頂いているマルチカラールーフサインと同一形状ですが、今回の新製品は警光灯と表示面が約25秒で350mm上昇して下にもう1枚分の表示面が現れます。
走行中は従来型と寸分変わらずスイッチ一つで変形して、警光灯が高い位置で発光LED表示面も高くなり、2倍のサイズで表示できる為に大幅に視認性が増します。
今回の製品は交通管理隊用車両向けに開発され、事故現場に先着し安全を確保する為に大変効果的な仕様となっています。
テクノフェア当日はブースNo D-18 で新製品とお待ちしております。
最近はあまり聞きませんが、良く現場などでは使われていた言葉です。
「途中がどうであっても結果が良ければそれでOK」と言うような意味で使われていましたが、過程がどうでも結果が良いなんて事は偶然か、まぐれでしかありません。 『結果より経過』が重要で途中をしっかりしておけば、おのずから良い結果がついて来るでしょう。
試験勉強も、スポーツの練習も、我々の設計も全てに言える事で、ゴールを良く見据えた上で一歩ずつ確実に進めばきっと良い結果が得られるでしょうが、ゴールばかりを見ていては足元の石ころにつまずくなんて事になりかねません。
またまた理屈っぽくなってしまいますが、人生もきっと同じ事で毎日の過ごし方が大事で、そうすればきっと良い結果が訪れる事でしょう。
その結果もそう遠くは無いと思い、そう信じて日々精進しております。
昔、良く新規採用者の面接をしていた頃のお話です。
機械設計での募集に応募してきてくれた若者達を良く面接しました。
当時はCADが流行り始めの頃で学校でもCADを積極的に取り入れていました。
「設計は出来ますか?」と言う私の質問に対して「CADが出来ます。」と、この頃の面接で良く有ったトンチンカンなやり取りでした。
学校ではCADの使い方は教えますが、CADは設計もしてくれるとは教えていないはずで、CADは手で図面を描く代わりの道具(今の3D CADはそれだけでは無い)であり、CADだけでは勝手に設計をしてくれません。
その時に良くした話が、「ピアノが弾ければ作曲が出来るのか?、ワープロが使えれば小説家になれるのか?」と言う事で、道具が使えれば何でも出来ると言う勘違いを感じました。
先月末で株式会社市川精機の代表取締役を退任し、5月1日からは株式会社アイテックスの代表取締役としてお世話になります。
退任の際には社員の皆さんを始め多くの方々にお気遣いを頂き、花束なんて貰ったのは40年も前の結婚式以来の事でした。
人生で始めての経験で頭では理解していても、中々すんなり受け入れる事が出来ず、退任後10日間の長い休み中に気持ちの整理も付いてきました。
いつかはこの日が来ると判ってはいても、現実にそうなると複雑な心境で、長いような短いような40年余りでした。
今までは物造りの立場で会社を見てきましたが、今度は物を売ると言う立場で新人の気持ちになって頑張りたいと思います。
歳なのであと何年頑張れるかは判りませんが、今後とも宜しくお願い致します。
私事で恐縮ですが、今年の1月に無事古希を迎える事が出来、今期末の4月30日をもって株式会社市川精機の代表取締役を退任させて頂く事となりました。
就任以来、43年もの長きに渡り大変お世話になり有難うございました。
『老兵は死なず消え去るのみ』とマッカーサーの有名な言葉にも有りますが、今はまさにその心境で健康に恵まれ無事退任出来る事を有難く思います。
わがままな性格の為にやりたい放題の四十余年でしたが、この変わり者に永い間お付合い頂けました事に心より感謝申し上げます。
そう言って堅苦しい挨拶はしてみたものの、販売会社である株式会社アイテックスの代表取締役に付いては、もう少し続けさせて頂きますので、このブログのほうでもいま暫くの間お付合い頂けたら幸いです。
先日、出力6kwの電源車に改造したノートeパワーが、1ヶ月点検と言う事なのでディーラーにお願いしました。
中古で買った車で1年間の保証付きとは聞いていましたが、無料の1ヶ月点検も付いて来るとは有難いですね。
そうは言っても色々いじり廻した車なので、何か異常が出るのでは?と気になっており、診断機を繋いだ結果の履歴データを貰える様に頼んでおきました。
人間ドックの検査結果を待つ気分で、あれだけ無理させたのでさぞかし色々指摘されると思いきや、データーシートはマッサラで全く何の異常履歴も無いとの事、無罪放免となりホットしました。
これでeパワー、インバーター共に問題ないので、次は気になっている法的な規制や制約がどうなっているのか調べてみようかと思います。
『ブロク特別編 非常用電源を作る』で紹介してきた非常用電源が、色々と苦労の末にここで完成し、ブログ特別編も完結させる事が出来ました。
海外にオフグリッドタイプの良いインバータが有ることを知り、台湾よりインバータを購入した事から始まったこの計画ですが、以前にも計画しましたが良いインバータが無く諦めていたものでした。
最終的には中古のノートeパワーを購入してインバーターを組込み、何とか非常時にも使える最大6kw出力の電源車が完成しました。
途中、色々と皆さんにお手伝い頂きながら進めて来ましたが、完成させる事が出来てほっとすると同時に一抹の寂しさを感じます。
無論出来上がったときの喜びは格別ですが、大変でも苦心している過程が一番楽しく、また何か次の楽しみを探さなくては・・・。
私が初めてCADに触れたのは昭和61年頃だったと思います。
珍し物の好きな性分なもので、当時周囲ではどこにも入っていなかったCADをよせば良いのに導入してしまいました。
それ迄は組立図、部品図など全て手書きで行っていた所にCADが入って来た訳です。 早く図面を書き上げて加工の手配をしたいのですが、入れてしまった高いCADを使わない訳にも行かず、勉強中のCADよりも手書きの方がよっぽど速くて、「とんでも無いモノを入れてしまった。」と思ったものでした。
早いものであれから35年が経ち、今では3D CADが当たり前の時代ですが、悔しいけど私には2D CADしか使えません。
でも、昭和の人間は頭の中で部品図を立体的に組み合わせ、しかもそれを自由にグルグル回転させると言う特技を持っています。 どーだ、すげーだろぅ?
コーヒーは好きなので1日に何杯か飲みます。 甘いものも好きなほうですが砂糖は糖分を取り過ぎないように1日1本だけと決めています。
家でも会社でも手動のミルを使い自分で豆を挽いて1杯ずつ淹れますが、ここで砂糖を1本入れたときの変わった飲み方をご紹介します。
毎回ミルクは入れますが砂糖を入れた時でもかき混ぜず、そのままゆっくり香りを楽しみながら飲み、コーヒーがカップの1/3くらいになったら、カップをゆすって砂糖を溶かし甘めのコーヒーにして頂きます。
1本の砂糖をカップ1杯のコーヒーに溶かしたら殆ど甘味を感じる事は無いですが、この様にすると甘いコーヒーを飲んだ。と言う実感がわきます。
健康に留意しての事ですが、どちらも1本分の糖分が体内に入る事に変わりは無く、何か美味しく感じて子供のような飲み方でやはり変わり者ですかね?
長くやってきた自分の仕事を振り返り、つくづく考える事が有ります。
設計や開発をする人達は技術者と言う分類になり、電子工学や力学、物理学等と目的に応じた基礎知識は最低限必要ですが、それ以外に一番必要とされるのが創造力だと思います。
創造力が重要で必要とされる職業と言えば、作曲家、作詞家、演出家、小説家、漫画家、etcといわゆる芸術家の部類になりますね。
これらの職業は無地のキャンバスに絵を描いたり、メロディーを生み出してそれに詩を付けると言った、まさに創造の世界で生きている人達です。
我々も色々な開発の仕事が有りますが、今迄にない物を想像(創造)して開発し、製品にする事もあります。
だったら俺たちも芸術家ってこと? そんな訳無いか。
船舶免許を失効してしまいましたが、講習を受ければ生涯復活できるようで一安心です。 ところで、世の中には様々な職業が有りその業態に応じて色々な資格や免許、許可などが必要となります。 しかし、設計や開発の様な仕事にはそう言った類いのものは必要無く、誰でもやりたければ出来る?と言う業種のひとつです。 誰でも出来るため、社員の募集要項の必要な資格には普通車運転免許くらいしか無く、あとは電気や機械に興味が有る方くらいです。
誰でも出来るからと言ってそれでメシが食えるかとなると話は別です。
仕事の成果が評価されれて売れれば良いのですが、そうで無いと職業としては成り立ちません。
一方、資格や免許が無ければ出来ない仕事が多く、免許と言ったら普通自動車運転免許、一級小型船舶免許と昔の電話級アマチュア無線くらいしか持っていない人間には打って付けの職業です。
今月の27日、28日の2日間に渡り高崎市で『第30回全国救急隊員シンポジウム TAKASAKI2022』が行われ、これに併設する形で『救急資器材展2022
in TAKASAKI』が開催される予定でしたが、新型コロナ感染拡大によりリアル開催は中止されました。 弊社も救急車向けのブラインド型車両搭載情報板を始め、ポンプ車、指揮車、工作車向け製品を主に初出展を予定しておりました。
出展用に本物の展示車両を作る訳にも行かないので今回も1/20スケールのオモチャを利用して、救急車にブラインド型情報板を取り付けて展示車両?を作り準備しておりました。
前回の維持指定車両と違い今回は小さいので、小型のLEDバッジも入れることが出来ず、苦肉の策でブラインド情報板のように見える工夫をしてごまかしましたが、残念ながら今回は展示の機会がなくなってしまいました。 次の機会にお目に掛かれるのを楽しみにしております。
明けましておめでとうございます。
今年こそ新型コロナが終息して経済が回復し、日常の成果が取り戻せる良い年になって貰いたいと願っています。
新年早々ですが、正月だと言っても何かやっていないと落ち着かない性分で、昨年の暮れに台湾のMPP Solar社製のオフグリッドインバーターと言うものを、ポケットマネーを叩いて買ってしまいました。
以前も一度考えた事のある緊急時等に使う非常用電源を作ろうと思い、計画では出力6kwと大きくこれは普通の住宅1軒分を十分に賄える電力のものです。
これはかなり無茶で強引な計画なのでうまく行くかどうかは判りませんが、様子は結果の如何に関わらずブログ特別編で紹介していきます。
本年も宜しくお願い致します。
今年もあと僅か、寒さも増してきて鉢植えのレモンが黄色く色づきました。
ふるさと納税で貰ったものでこの制度本当に良いのかどうか判りませんが、お得なのは確かで地元で納税してもお礼一つ無い(当たり前か?)ですが、他の自治体に納税するとお礼として返礼品が届きます。
なので毎年この制度を使っていますが、使っていても何か釈然としないところも有り、だったらやめたらと思いますがお得と聞くとつい。
地方出身の人たちが都会に出て働きそこで得た所得に対する税金を、生まれ育ったふるさとに納税しようと言う趣旨の制度です。
だったら私は地元に納税しなくてはいけないですね。 来年は考えるか?
1年間大変お世話になりました。
来年こそは新型コロナが終息して、良い年である事を願って。
先月の終わりに山梨に所用が有り天気も良かったので中央道を使わず、ドライブがてら一般道を使い奥多摩湖経由で行って来ました。
奥多摩の紅葉も高い山々はもう終わりを迎え、湖畔の樹々も盛りを少し過ぎたそんな折、珍しいものの紅葉?を見掛けました。
それは、国道411号線の奥多摩湖沿いにあるLED式の広域情報板の表示画面で、周囲の紅葉に負けじとばかりに、赤、黄、緑にと故障のためか見事に紅葉?していました。
この表示ユニットは1ドットを赤と緑で構成しており、両方を同時に点灯すると黄色(実際には赤を強くして橙色)となり、赤、黄、緑の3色表示タイプの情報板で故障すると色が変わったりしてしまいます。
老朽化の為になのか良く判りませんが、奥多摩の山々と広域情報板の珍しい紅葉のコラボレーションでした。
今朝、出勤のため身支度をしていると玄関のピンポンが。
こんなに朝早くから誰?と思いつつドアを開けると、そこにはこけ玉を持ったおばさんが。
近所の行き付けの床屋の奥さんで、持っていたこけ玉は以前いっぱい作った時にあげたもので、ご主人がお店に飾って大事に面倒を見てくれている物でした。
前回散髪に行った時、紅葉するかなぁ。なんて話しており、次回散髪に行く頃には散ってしまうのでは?と紅葉したこけ玉を見せに来てくれたのでした。
それは見事に紅葉しており水を少なくしたり、外に出して温度差を付けたりと苦労した様です。
有り合わせの物で作ったこけ玉を大事に育ててくれ、喜んで貰えるのはありがたいもので、こちらまで嬉しくなります。
愛車の日産LEAFで出かける時のお話です。 外出した時に外での急速充電には今はZESP2と言う充電プランで、月額2,000円で急速充電は使い放題です。
普通は車で遠出をすると燃料費+高速代が交通費として掛かりますが、LEAFでは実質高速代だけなのでそれくらいは払っても良いかと思いますが、ところが反対に電気代が掛からないとなると高速代も惜しくなり、最近は高速を使わず一般道をトコトコ行きます。
一般道では道の駅などに立ち寄ったり新しい発見も有りと、高速には無い魅力も多く急がない旅ならこれもまた良いものです。
電気代が掛からないから高速代くらいはいいか?と思えずに、反対に更に安くしたいと思うのは凡人の本能なのか、それとも、もしかしてこれってタダのケチなのか? でもこのプランはもう少しで終わってしまいます。 残念・・・
納品する救急車向けのブラインド式車載型情報板に、『安静搬送中』と言うメッセージデータを入れて出荷するものが多いと聴きました。
救急車は患者を搬送中は赤灯を点滅させサイレンを鳴らして緊急走行しますが、パトカーや消防車などと比べたら速いなと感じる事は少なく、赤信号の交差点を通過する時などは特に減速して慎重ですが当然ですよね。
そんな緊急走行中でも時と場合により、走行による揺れや振動が患者の処置や容態に影響する時は、急いでいても更にゆっくり走る事になります。
この様な救急車の後ろに付いた車は事情が判らず、救急車なんだから速く走れとばかりにイライラし、車間を詰めてくる事も有るとの事です。
そんな時、救急車のリヤウィンドに『安静搬送中』の表示文字が、なるほど、とゆっくり走っている事情が判り納得ですね。 (写真提供・金沢市消防局 様)
コロナ禍に有りギリギリで緊急事態宣言が解除された事で、2年ぶりに開催されたハイウェイテクノフェア2021です。 長い時間掛けて準備して来ましたがアッと言う間に過ぎてしまった2日間でした。 ブースの様子はこちらから。
多くの方々にブースへお立ち寄り頂き、大変ありがとうございました。
密を避けると言う観点から今年は少人数で対応させて頂き、私も不参加で飲物などの提供も無く例年とは違い寂しい感じでした。
毎年戦力にはなりませんがブースに居て、いつもお世話になってる方々や懐かしい方々とお会い出るのを楽しみにしておりましたが大変残念です。
私にとっては年に一度のお祭りの様な感じのもので、来年こそは新型コロナも落着き例年通り盛大に開催出来る事を願っております。
さてと、来年は何を出そうかそろそろ考えなくては。
緊急事態宣言も今月末で解除の方向のようで、2年ぶりの開催となるハイウェイテクノフェア2021に向けて、弊社の車載型情報板をPRする為の展示用車両の2号車が完成しました。 展示用車両の2号車とは言っても1号車の様な本物の展示車両では無く、1/10スケールのミニチュア版です。
廃品利用でラジコンのオモチャをベースに車体を本物のように黄色で塗装し、前後のバンパーに赤白のゼブラ模様を施したものです。
黄色の警光灯をルーフに載せ、小さいLEDネームプレートをリヤウィンドの内側から取り付け、ブラインド型車両搭載情報板もどきにしてみました。
あとはバザードランプや警光灯の制御部と電池を組み込んで完成です。
今年テクノフェアは10月6日、7日の開催で弊社製品のPR用に展示し、ブース番号C-24でお待ちしております。
近頃良くニュースなどで見聞きする事が多くなった煽り運転。
私は車間距離を広めに取りゆっくり走る方なので、一般道などで『もっと前に詰めろ』と言わんばかりに、車間距離を詰めて来る車が時々あります。
そんな時は左に寄り先に行かせますが、次の信号で追いついてしまい、昔「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く?」と言う交通標語があったなぁ~。
私を抜いたとしても前の車が居るので、わずか30〜40m先に行けるだけなのにね? こういう人達は人生にも余裕が無いのかな?
先日、弊社のブラインド型車載情報板を搭載した東京都建設局の道路巡回車に、「車間注意」と点灯しながら走行しているのを見かけました。
ドライブレコーダーの普及により我々も目にする機会も増えましたが、救急車までも煽ると言うから困った時代ですね。
先日散髪に行った時の話。 洗髪を終えた後の鏡を見て床屋のオヤジさんと。
私 また増えたかなぁ~。 こうしてみると真っ白だなぁ。
店主 うぅ~ん。 そうだなぁ。 染めるか?
私 でも、染め始めるとしょっちゅう染める様で大変だろ~?。
店主 洗ったままだから目立つけど、セットすれば歳相応じゃないの?
私 うぅ~ん。 そうかなぁ。
店主 今は真っ黒にしないでボカして染める良い方法もあるよ。
と、鏡の前の宣伝用ポップを指差して。 そこに店主の奥さんが。
奥さん 白くても黒くても有るだけいいじやないの? 無い人が怒るわよ。
私 はい、その通りでございます。 贅沢な話でした。 (笑)
この話はいつもそこに落ち着きます。
ガレージの照明などによくあるセンサー付きライトの反応が鈍いです。
ここに使われているのは人感センサーの一種で、ヒトの身体から発生する放射熱を周囲と比較して、人の動きを感知するパッシブセンサーです。
安価で便利なセンサーのため色々な製品に使われており、特に照明関係には多く我が家の廊下の照明は全部この人感センサー付き電球に交換しました。
廊下や階段を通る時に点灯し少し経つと消灯して非常に便利です。
このセンサーの特徴は温度が変化した瞬間を拾い、タイマーで一定時間ONを維持させるのでそこに留まっているとOFFしてします。
また、そーっと近づいても反応せず、最近の様に暑い時なども周囲との温度差が小さく、反応が鈍い時もありますが非常に便利なセンサーです。
超デカイ容量のコンデンサ、スーパーキャパシターを使う機会があり、せっかくなので色々いじってみました。
2.7V 120Fのキャパシターが6個直列に接続されたもので、定格は16.2V 20Fとなり普通に使う電解コンと比べたら、如何に大きな容量か分かります。
充電は基本コンデンサなので最初はほぼショート状態で電流が流れるので、充電にはCC,CV動作できる電源で定電流充電して最初は電圧が設定値より下がり電流は設定値のCC動作をし、設定電圧に近づくと電圧はCV動作になり電流は下がっていきます。
放電は電池のように一定の電圧で安定する訳ではなく、放電量に比例して電圧が徐々に降下して行きます。
電力の取出しには降・昇圧タイプのDC-DC電源を使い、16Vまで充電してから3V位まで放電させます。 上手く使えばそれなりの電力が取れそうです。
またまた昔の子供の頃のお話しです。
昔、スーパーやホームセンターなどない頃の事です。 「なんでもや」と言う行商のおじさんが、大きなリヤカーに色々な物を乗せて売りに来ました。
そこにはバケツやタワシ、鍋や包丁ホウキと食品以外は何でも有り、さながら今の台所やお風呂用品売場の様なものでした。
子供向けのオモチャも有りブリキで出来たロウソクで走るポンポン船や、煙硝でパチンパチンと音の出るピストルなども。
そしてそのリヤカーには「ないものはない」と大きく書かれた看板が。
この看板の意味はどちらにも取れますが、疑う事を知らないこの頃の素直な自分には「このおじさんは何でも持っているんだ。」と勝手に解釈し、スゲーなーと子供ごころに思ったものでした。
終戦から十年余り経った子供の頃のお話しです。
現在も近くにある横田基地にアメリカの進駐軍が駐屯していた時代の事です。
その頃は車など滅多に通らない道路は遊び場と化しており、近所の子供達が集まり野球などをして遊んでいると、進駐軍のジープが止まり飴やチョコレート、十円玉など投げてくれたものでした。
昭和30年代初めの頃の事なので、さすがにGive me chocolateとは言わなかったと思いますが、その時のジープや米兵、そして一緒に乗っていた綺麗なお姉さん達・・・これらを羨望の眼で見ていた事と思います。
そして何と言ってもジープの排気ガスの匂い、まだ無鉛ガソリンなんて無かった頃の有害な排気ガスですが、この匂いは今も鮮明に覚えています。
何故か今でもjeepに惹かれるのはそんな記憶によるものかも?
今話題の新型コロナのワクチン接種ですが私はまだ受けていません。
以前何度かインフルエンザのワクチンを打った後に、発熱したり調子が悪くなった事が有り副反応が心配で、もう暫らく様子を見てからと思っています。
接種後にアレルギー反応の起こる確率は何十万分の一とか、なので起こる確率は宝くじに当たるより低いわけですかね?
全体的に観た確率は確かにそうかも知れませんが、そうは言っても起きてしまった人にとっては確立100/100の大当たりですから。
ワクチンを打たない為に感染して死亡する確率よりも、接種による副作用で死亡する確率の方がはるかに低く、普通に考えたら打つのが当然でしょう。
でも、どんなに確率が低くても理論的にこの場合絶対と言う事は無く、何が起きても全て自己責任と割り切る事が必要な様ですね。
最近変わったものにハマっていて、それはなんとガラにも無く苔玉です。
屋根から剥がして捨てて有った分厚い絨毯をちぎった様な苔を一杯見つけ、これを使って以前見た事が有る苔玉を作ってみようと。
そこに植えるのは買った草木では無く、タダで手に入る裏山に生えている小さなケヤキや楓、山椒や千両、ボケ等と何でも有りです。
種が飛んできてそこから芽が出た実生と言われるもので、手入れをしなくなった山にはそこら中に生えていて、根っこを厚い苔でおにぎりの様にギュッと包んで、黒い木綿糸で形を整えながらグルグル巻けば完成です。
種類や大きさも様々ですが家に飾ったり知人にあげたりして、残りを会社に持っていくと社員や取引先の人達も喜んで持って行ってくれますが、もしかしてこれは
忖度しての事かな?
昔テレビの番組でデパートの紳士服売場の女性に、リポーターからの「一番嬉しかった事は?」との質問に対し、「高い商品を買ってもらった時」 と思いきや何と彼女からは「お客様から
ありがとう。と言われた時です。」との答えが帰ってきました。 「お客様は神様」なんて言葉がある様に金を払う方が上との思い上がりから、横柄な態度を取る人もいるのでしょう。
私は公私共に区別せずどちらも同等と考え、それは製品を買って頂く会社も部品などを作ったり、納めてくれる協力会社もどちらも大切な取引先だからです。
「買ってやる。」と言えば 「売ってやる。」と返って来るでしょう。
この番組を観て以来、お店で買った物を受け取る時には「ありがとう。」、食事などの後は「ご馳走さま。」と、今では自然に出る様になりました。
ありがとう御座いました。 では・・・。
長年お世話になったADSLが今年の3月で廃止となってしまいました。
電話会社はメタル線の保守が難しくなり、光ファイバー化を進めているようで、それに伴いメタル電話線に無理やり信号を載せているADSLは廃止の方向にあるようです。
光になると通信速度が最低でも30Mbpsくらい出ますが、料金もかなり高くなってしまいます。 今までのADSLは速度が5~6Mbpsくらいでしたが低料金で、メールやネット通販そして動画を見る程度では全く支障なく使えました。
今後は低速度で安い契約は無くなりますが、これは料金ベースが通信速度や通信量よりも、インフラ設備に起因するものが大きいからでしょう。
高速で大容量を使うなら割安ですが、ADSL並みの使い方では何か考えないと。
2度目の食べ物の話です。 先日台湾産のパイナップルが届きました。
害虫が付いていると言う理由で中国に輸入を禁止され、行き先を失った台湾産のパイナップルです。
この事をニュースで知り注文しておいたもので、早速切って食べてみましたが、確かに甘く本当に芯まで柔らかく食べられて皮も非常に薄く、今までの物と比べると捨てるところが少ない優れものです。
1箱届いたので周りにもお裾分けしました。
元々パイナップルは好きでたまに買って自分でカットして食べますが、私は何と言っても中華料理の酢豚に入っているパイナップルが一番好きですね。
政治的な理由で輸出できないようですが、これなので日本での人気も当然高いようで、東日本大震災の時の恩返しが少しでも出来たら良いですね。
3月11日の14時46分に発生し、未曾有の被害をもたらした東日本大震災。
あれから10年が経過した今日でも『あの日を忘れるな!』と言うかのように大きな余震が先日有りました。
あの日の事は今でも鮮明に覚えており、生まれて初めて地震で屋外に避難し、会社の駐車場が波打っているように見えました。 電柱や電線が大きく揺れ、駐車中の車同士がぶつかるかと思うほど激しく左右に動いていました。
それでもこの辺の震度は4程度との事で、震源に近い宮城県では最大震度7を記録し、一体どれくらい揺れた事か想像すらできません。
『災害は忘れた頃にやって来る。』『のど元過ぎれば熱さを忘れる。』10年経った今、我々は災害に向き合う必要のある国に住んでいることを実感しました。
改めて犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈り致します。
近くの公園の梅の花が咲き始めました。
青梅はその名の通り梅の多い所で、コロナ禍にあっても季節は着実に進み、暖かくなってくると次は桜と時は移っていきます。
ガラにも無く梅や桜の話などしていますが、自分としては梅よりも桜の花のほうが好きです。
中々散りきらない梅の花より一斉にパッと散る桜の潔さ、お見事としか言いようの無いこの散り際、これには憧れてしまいます。
自分のこれまでの生き様を見てもやはり、梅より桜なのかなと思います。
若い頃には考えもしませんでしたが、人生も大半を終えて来るとときに散り方を考える事もあり、桜の様にスパッと散りたいものだと思います。
その為には普段から健康に心がけ、不摂生を慎み日々精進しております。
新年明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。
最近,消防車両向けの『活動状況表示器シリーズ』の引合いが多くなって来ております。 これは救急車や消防車などに「安静搬送中 」や「火災出動」などと表示して、隊員の活動状況を周囲の人達に知らせる為のもので、状況が理解されていないと誤解などからあらぬ苦情に繋がる事も有るようです。
単なるやじ馬対策だけでは無く、誰しも状況が判らないと言うのは不安なもので、事情が判れば納得と言う側面を持っており、スピーカーによる広報と併せて文字により周知させることで、情報のバリアフリー化にも貢献できます。
昔ならその場で収まっていた事も今はSNSの時代、あちこちからツイートされ拡散すると、炎上なんて事にもなりかねません。
SNSの影響は色々な意味で非常に大きいですね。
今年はコロナに振回され、コロナで終わろうとしている1年となってしまいました。
人混みが苦手で孤独を愛する人間にとっては余り影響は無いのですが、これが経済にとっては大変な悪影響を与えているので困ったものです。
しかし、最近はどうしたら危険でどうしたら安全かが身に付いて来て、マスクをしたり距離を取ったりと自然に出来てきていますが、中にはこれが守れない輩も一部にいて、ここから感染が広がっているのも事実です。
ワクチンが万能かどうかは判りませんが、安全なワクチンの早期開発が望まれるところです。 来年もコロナで始まる年になる事は確かですが、早期の収束と経済の回復を願いたいものです。
今年1年大変お世話になりました。 来年が良い年であることを願って。
京都府の日本海側に面した与謝郡伊根町に舟屋と呼ばれる、2階部分が住居で下に舟が停められる建物の集落が有ります。
ずっと前から何故か無性に行ってみたかった所で、いつも同じ場所へしか行かない私にとっては珍しく初めての地への旅でした。
宿はこの舟屋が宿泊用に改装されておりここに泊まりました。 海のすぐ脇で波の音が聞こえ、海が見える露天風呂や綺麗な部屋で其れはそれで快適でしたが、
改装前の部屋にも泊まってみたかった気もします。 でも、遊覧船で海から舟屋が見学できて、ここで海と共に暮らしてきた人達の生活ぶりが垣間見えた気がします。 EV車で充電しながらの1,356kmと、久しぶりの長旅でしたがやっと思いが叶いました。
ご興味のある方はこちらから
新型コロナの影響でテレワークが推奨されています。
でも全ての業態が出来る訳でも無く、まして我々製造業などはほとんど無理ですが、営業職なら可能で全員に営業車を与え在宅勤務・直行・直帰を認め、必要な時だけ出社する形で業務を進めています。
今まででもやれば出来たのでしょうが、昔から毎日会社へ出社して仕事をするものと思い込み、何の疑いもせずにやってきました。
しかし、今は昔と違い通信環境も整備され、テレビ会議なんて簡単に出来てしまいます。 今まで如何に無駄な事をして来たか、これを機会に業務体系を見直すのも良いのでは?
ただ、在宅勤務では自己管理が必要で公私の区別が付きにくくなり、自分で自分を管理する事の難しさに直面する人も多いのではないでしょうか?
ご好評のブラインド型情報板の軽量化、ローコスト化の為、薄いPET材を貼り合わせる必要性に迫られ、初めて超音波溶着機と言うものを使う事になりました。
技術としては以前から知っていましたが扱うのは初めてで、熱可塑性樹脂などを超音波の振動による摩擦熱で溶着させるもので、加圧力や溶け込み量、発振時間、ホーンの形状など設定条件が多く、かなり奥深い技術です。
薄いPET材でテープLEDを挟んだ構造の表示部を溶着させるもので、通常はハンドピースを持って溶着しますが、正確な位置で溶着させる為にX-Yステージを作り、位置を決めて正確に溶着します。
これにより新しく開発されたのがブラインド型情報板 ライトです。
我々製造業は常に納期を考えて仕事をしていますが、いつ納品しても良いという仕事はありません。
『早いに手遅れは無い』と、これも父から良く言われた言葉で当たり前の事ですが中々難しく、子供の頃の夏休みの宿題などが正にこれでした。
遅れを出さない為には、特に外に依存する購入品や加工品などは早めの発注を心掛けています。
ネジ1本が無くても出荷出来ないという仕事がら常に前倒しの工程を組んではいますが、50年もの間で余裕で早く終わったという事は数える位しかありません。
様々な工程を経て完成する製品ですが、常にこの言葉を念頭に仕事をしてきました。 其の為か今までに大きな納期遅れも出さず、ご迷惑をお掛けせずにやってこられました。
長年機械・電機装置類の開発・設計に携わってきたからかもしれませんが、便利になった今日の装置類を100%信用することができません。
例えばETCや自動改札のゲートを通る時などは、いつも『開くだろうな?』と心配しながら通ります。
勿論仕事柄故障やエラーなどの発生しない機器の開発を目指していますが、どの様なものにも絶対は無いと言う事です。
現にETCゲートに突っ込んだり、ゲートが開かずに急停止した車に追突する事故も後を絶ちません。
ノーブレーキどころか加速しながらETCゲートを通過する車を良く見ますが、私には怖くてとても出来ません。 単なる私の心配性だけなら良いのですが、万一を考えると慎重に越した事はなく、人生もそのほうが安全ですよね。
人混みや群れたり並んだりという事の苦手な私は、都会の過度な密集ぶりには不安すら感じてしまいます。 その不安とは地震や洪水と言った自然災害発生時の事でしたが、まさか新型コロナウイルスのような感染症が密集により感染拡大するとは思いもしませんでした。
以前、地方分権などと言われた時期もありましたが人々は都会へと集中し、反面地方では過疎化が進み疲弊しきっています。交通や物流・通信が進歩した昨今、地方でもそれほどの不便は感じませんが、やはり都会には人々を惹きつける魅力があるのでしょうか?首都圏直下型や南海トラフによる巨大地震そして富士山の噴火なども予測されており、新型コロナウイルスの自粛からテレワークなども進んだのをきっかけに、一極集中を見直すのも良いかもしれませんね。
40年余り前に若くして他界した父から『甲羅に似合った生き方をしろ』と良く言われたものでした。
甲羅とはもちろん亀の甲羅の事で、亀は外敵から自分の身を守る為に硬い甲羅を背負っています。
危険が迫ると頭や手足、そして尻尾までも硬い甲羅に隠してしまいます。
我々も長い人生では様々な危機に直面し、身を守らねばならない時も有ります。良い時のペースで実力以上に生活レベルを上げたり、事業規模を拡大してしまうと状況が悪化したときに甲羅に身を隠しきれなくなり、最悪の場合には悲しい局面を迎える事になります。
つまり、『身の丈に合った生活や人生、そして事業規模などが自身を守る最善の方法である。』と、今もその教えをしっかり守っています。
今回の新型コロナウィルスの対応でよく聴かれる言葉ですが、最初に聞いたとき温度制御を思い浮かべました。
ヒーターで温度を制御する場合目的の温度に達してからOFFしても、それから先温度が上昇を続けこれをオーバーシュートと呼んでいました。
この場合、OFFしてから少し間を置いてピークになり、その後降下に転じます。
早めにOFFして足りなければONして制御し、これを反対にすると効果に時間差がある為オーバーシュートしてしまいます。コロナ対策も同様で初期段階で強い措置を取り、効果が出たら緩めれば良く、反対に強めていく方法ではタイムラグがある為、オーバーシュートの危険性は高いです。ヒーターはうまく制御できても、人はそうは行かないですね。
1月から感染が始まった新型コロナウィルス、中々収束の兆しが見えません。
弊社は不特定多数の人と接触するような業種ではない為、直接の影響はありませんがLEDを始めとして基板類の製造を中国の協力工場に特注しており、部品の滞りを懸念していましたが3月中旬の時点でほとんどの取引先が稼動を再開し安心しました。
中国の初動体制には問題も多いですがその後の対策を見ていると、かなりの強制力をもって感染の防止に取組み、拡大を封じ込めている感じです。
それに対してわが国の対応はチョット?と首を傾げたくなります。
無論、人権を無視してまでの規制が良いとは言いませんが、命があってこその人権なので多少の不便や厳しさは我々も受け入れる必要が有るのでは?
開発や設計の仕事を長くやって来ましたが、自信を持って作った製品でも関心を示して貰えない事が多いものです。
これは『評価はヒト(他人)がするもの』、と言う原則に従って作らないとダメとういう事でしょう。 どんな製品でも評価は人により様々で万人から良い評価を得るのは大変です。
必ず否定的な見方の人がいるものですが、評価して頂ける方に使って貰えれば十分と思っています。
近頃良く聞く“自分へのご褒美”と言う言葉、これはこの原則を無視した行為で、自己評価は大変重要ですがご褒美までとなるとチョット。
自己評価の基準は自分で勝手に決められ、これは業界用語で『お手盛り』と言い議員センセイ方の専売特許?です。でも、ご褒美の費用が自前ならまぁいいとしますか?
昨年の11月に『おうめオープンファクトリー』という初めての催しが、地元の青梅商工会議所主催で行われ弊社も参加協力しました。
地元の企業が工場や設備などを一般に開放して、仕事の内容などを知ってもらうと言う趣旨の催しです。
弊社は機械を使っての加工等も無い為、製品を展示して見てもらう事で参加しました。高速道路向け、消防・救急向け、警察車両向け等の製品を展示し、当日は朝から雨と言うあいにくの天気でしたが、高校生グループやお子さんを連れた家族連れなど多くの方々にご来社頂きました。
弊社の製品は地元でPRしても売れるようなものではありませんが、興味深く見て行ってくれた子供達が将来ものづくりに感心を持ってくれたら?なんて思いました。
今年も各地で災害が発生してしまい、被災された方々にはお見舞い申し上げます。私も今まで生きてきて台風19号で初めて避難というものを経験しました。
ここ青梅は比較的災害の少ない所で、今まで何事も無く過ごしてきましたが近年の災害をみると、ただ単に運が良かっただけなのかも知れません。
この災害列島に住むからには風水害だけでなく、地震や火山の噴火なども含めた備えと覚悟が必要だと思います。近年は夏になるとどこかで異常気象による大雨で災害が発生しており、たぶん来年も同様もしくはそれ以上の雨量を記録するのでは?と懸念されます。
自然災害に対して我々は余りにも無力で、悔しいけれど逃げる(避難)しか手立ては無く、放送でよく聴かれた『命を守る行動を』とこれしかありません。
来年は災害の無い平和な年になる事を願って、では皆さん良いお年を。
ポケトークと言う自動翻訳機を使う機会があり、109カ国で使えて74言語に対応しているそうです。
自動翻訳について少し調べてみると、どうやら中間言語と言われる、どの国の言語とも違うものが存在する様です。
例えば日本語と73言語を直に翻訳しようとすると、相互なので2倍の146の翻訳ソフトが必要になり、全てをこの方式で翻訳するには計算上5,402通りのソフトが必要となります。しかし、中間言語を介して訳せば74言語の2倍の、148通りのソフトで全てが相互に翻訳される訳です。2段階で翻訳する事になりますが、最近の通信環境やCPUの高速化により、瞬時に翻訳してしまう訳ですね。
日本語すら怪しい小生にとってはただ感心するのみで、正に文明の利器とはこの事ですね。
夏休みに富士山五合目までEV(電気自動車)で登ってきました。
この時期の富士スバルラインは一般車両の進入を禁止していますが、EVは特権?で通行許可を貰い走る事が出来ます。どんな車でも坂を登る時はエネルギーを使いますが、下る時はEVと燃料車で全く違ってきます。
燃料車の場合下る時は例えエンジンを切っても登りで使った燃料が戻る事は無く、ブレーキを使い位置エネルギーを熱に変えて下りて来ます。ところがEVの場合はモーターを発電機に切替えてブレーキ負荷として電池に充電しながら下る為、登りに使ったエネルギーの20~30%位を回収する感じがします。
EV車が環境に優しいのは理解していましたが、この車の奥深さに改めて感心させられました。
今年のハイウェイテクノフェアは例年と違い、近くに仮設された青海展示棟で行われます。
毎回思う事ですが2日も掛けて設置したものを2~3時間で元に戻せとは、チョツト無理があるのでは?この時は出展者や業者がブースの解体や撤去、展示物の搬出とさながら戦場の様相です。
来年のオリンピックでビッグサイトが使われる為、今年は仮設展示棟らしいですが1年も前から準備するの? それに引き換え我々のタイトなスケジュールはナニ?
と愚痴のひとつも。
今年は10月8・9日でAホール D-06ブースにて、新製品や参考展示品を用意してお待ちしております。会場は弊社所在地の『青梅(おうめ)』では無く、『青海(あおみ)』なのでお間違え無く。
最近視力が落ちて近くも遠くも見にくくなり、メガネを作り替えようとしたところ、今以上の視力は無理で眼の病気が疑われると言われました。
病院での診断は年齢から来る白内障で、治療には手術しか無いようです。
歳を取ると眼の水晶体(レンズ)が濁ってきて、手術はこの濁ったレンズを超音波で砕いて吸出し、空いた所に人工のレンズを入れると言うからそら恐ろしい。
最近は焦点を遠近どちらかに合わせる単焦点レンズだけでなく、遠くも近くもピントが合う多焦点レンズも有るから凄いですね。
片目15分ほどで出来る日帰り手術ですが、やはり眼をいじるとなると不安が付きまといます。
しかし、両眼を手術した今は驚くほど良く見え、全体が明るく色鮮やかで感激、今としては手術前の心配事はいったい何処へやら。
年号が令和に変わった5月の初めに、公私共に大変お世話になった方が亡くなられ、その時に香港の古い友人が昔『井戸を掘った人』と言う言葉を良く口にしていたのを思い出しました。
私にとってはまさにその井戸を掘ってくれた恩人で、現在会社があるのもその方の恩によるものは大きいと思っています。
一言で井戸を掘ると言っても人により様々で広い分野や意味が有り、技術畑だけでやって来た自分にとって掘れるのは技術分野の井戸でしか有りません。
50年近くやって来たこの分野で、少しは井戸掘りの手伝いができただろうか? 残された時間であとどれだけ手伝いが出来るのか? なんて考えながらモノになるか判らない様な開発を進めています。
先日、自宅のテレビを今話題の4Kテレビなる物に買い替えました。
今のハイビジョンでも十分綺麗ですが、近くで観ると確かに4Kはさらに細やかで綺麗です。
しかし人間の視力には限界が有り、少し離れて観るとその差はあまり感じなくなります。まして8Kや16Kなんて本当にテレビとして必要でしょうか?
むしろこれはテレビ用と言うより医療用モニターとか、CADなどのディスプレイとしての用途に向いているように思います。必要以上に画質を上げても、その画質が判るほど近くでは画面全体を見るのに疲れてしまいます。ましてや字幕の洋画など映画館で一番前に座った感じです。
前回の3Dテレビの時と同様に、業界に踊らされている感じがするのは私だけでしょうか?
社屋脇の道路に2度も犬のフンをされてしまいました。
マナーの悪さにも困ったものです。
そこで防犯目的も兼てカメラを設置する事にしました。
以前からレコーダーに録画するタイプのものが、数台社内外に設置されていましたが、調子が悪くなったままになっていました。
最近ではネットワーク経由で内蔵のSDカードに録画した内容が見えるものが安く買えますが、あまりにも安っぽいので元々あったカメラケースに組込み設置しました。設置後3日目に青梅警察署の刑事さんが来社、近くで車両の盗難被害があり画像を見せてほしいとの事。あまりのタイミングの良さにビックリ、自社の為と思って設置した物ですが、まさかこんなに早くお役に立つとは。
今月で平成も終わり新しい元号『令和』に変わろうとしています。
平成元年はバブル真っ盛りの1989年で、あれからもう30年余が過ぎたのですね。
昭和天皇が崩御され当時の小渕官房長官が、『平成』の額を掲げたシーンは良く覚えています。
働き盛りの37歳で平成を迎えて今日まで、自分には2年ひと昔くらいのペースで目まぐるしく変わった平成の30年間でした。
人の一生を7~80年くらいと考えると、終戦から少し経った昭和27年に生まれ、貧しくも夢があった時代、高度経済成長の時代、そしてバブル期などを経験し、新しい時代であと何年頑張れるか判りませんが、まあ良い時代で良い人生なのかな?と健康に感謝しつつ、『令和』を迎えようと思います。
長野へ行くと必ず寄るお店があります。
いままでここでは食べ物の話をした事が有りませんでしたが、決して興味が無いわけではなく今回はステーキのお話です。諏訪湖のほとりにカナディアンロッキーというステーキハウスがあり、寄り初めて30年近くになるでしょうか?
ずいぶん昔から通ったものですね。先日も温泉の帰りに久し振りに寄っていつものステーキを食べて来ましたが美味しかったです。
『ここへ行ったらこの店に寄り、ここの席に座って、いつものこれを食べる。 』というスタイルの為、注文するのはいつものメニューです。たまには違った事をしたら?と良く言われますが、私にはこの方が気を遣わず落ち着けるので、多少の自覚はありますがやはり変わり者ですかね?
ご興味のある方はこちらから。http://www.steak-canadian.com/
昨年末のクリスマスに電源メーカーのイーター電機工業の倒産があり、弊社の車載用製品に使われているDC-DC電源の供給元であった為、年明けから代替品の対応に追われていました。
そんな中、技術のT君が探してくれたTDK-Lambdaの、i6Aと言うシリーズがスゴイ優れものです。33.0x22.9x12.7㎜と小さなサイズのオンボードタイプながら、これで最大定格は15V・20A・250Wで効率が最大97%、それに加えリモートセンス、リモートON/OFF端子も付いているから驚きです。入出力が非絶縁で降圧専用と用途は限定されますが、弊社の製品にはピッタリです。
倒産と言う残念な事態でしたが、更に良い製品が見つかると言う皮肉な結果となってしまいました。
昨年のテクノフェアで発表してご好評の新製品、『起立展開型情報板寒冷地仕様』の耐候・耐寒テストを雪の札幌で3月までの予定で行なっています。
設置場所は北海道全域の販売や設置作業でご協力頂いている、(株)北斗通信様のご好意により駐車場に置かせて頂いています。
Webカメラで監視しながら開閉や表示切替え、警光灯のON/OFF等の動作はネットワーク経由で操作出来る様になっています。
かなりの高トルクで積雪があっても展開は問題無いと思いますが、展開中の降雪が一番気になるところです。LED表示面にはヒーターを装備して着雪を防ぐ様になっておりますが、開口部に積った雪はどうにもならず払ってから格納します。
本製品の詳細はこちらから。
今年も残すところあと少しとなりました。毎年この時期になると思う事は、月が変わり年が変わるだけで何でこんなに気忙しいの? という事。
机の上が散らかっていないと仕事が出来ない性格なもので、やはりどこかで区切りが無いと机の上が大変な事になりそうです。今年も公私共に無事一年が終わろうとしており、健康で過ごせたことに感謝しています。年末は28日までで午後から机の上を片付けて、しめ飾りを玄関に飾ればあとは新年を迎えるだけです。
来年は年号が変ったり消費税が上がったりと、色々有りますがどんな年になることやら?年始は少し長めの休みを取りユックリしようかと思っています。
一年間お付き合い頂き有難うございました。
では、皆さん良いお年を!
銘板などを印字していたガルバノ式レーザー加工機が、歳のせいでパワーが無くなってきました。もう10年以上頑張ってきたので無理もないです。
黒アルマイト処理した表面をレーザーで飛ばして文字を印字していた物ですが、発振管の劣化で出力が落ちたもので仕方がないです。新しいレーザー加工機を購入しましたが廃棄するには勿体無く、パワーは落ちたとは言っても木や紙などなら十分に使えそうです。
そこでイタズラに落花生の殻にi-texのロゴを印字してみたところ、これがなかなかの出来でこれを量産してハイウェイテクノフェア2018で配る事にしました。今年のテクノフェアは11月28、29日ブースD-1です。ぜひお立ち寄りください。
CO2ゼロの電気自動車、LEAFが愛車に加わりました。乗り換えの為の下取車を安く引き取ったものです。
こうして並べてみると対照的で、Jeepは4リッターのハイオク仕様で、普通に走ってもリッター 5Km以下、CO2の排出量もそれなりのシロモノで、肩身が狭いですがこれはチョット手放せません。
それに引き換えLEAFは電気で走る為に走行中のCO2の排出量は実質ゼロで、発進時の加速感は速くて静かで滑らか、インバータのキーンと言う音が気持ち良いです。5年目の車でバッテリーの交換もしていない為、満充電で実質100km程度ですが、家で充電して近場で乗るには最適です。
CO2排出量の多い車とゼロの車、たして2で割ってご勘弁を!
国内でも少しずつ増えて来たスマホによる簡単支払い。お隣の中国では2~3年前から見掛けるようになり、今では普通のお店は勿論、タクシー、屋台や行商の人まで、噂ではお年玉や物乞いの人までこの方法で?と言うから驚き。
仕組みは日本も中国も基本的には同じですが、大きな違いはお店側に読取り機が不要な事で、このシステムを導入するのに初期投資が掛からないので普及が早いです。
QRコードを印刷したパネルを掲げて置き、支払い者側はこれを読み取り金額とパスワードを入力して送信するだけです。日本式は相手が財布から採って行くのに対し、自分で財布から代金を支払う様な感じです。
無論、スタバのような大きなところでは普通の方式もありますが、この方式による違いどうでしょう?
バルコニーなどで良く見かけるオーニング(日除け)。 必要な時に簡単に広げられ雨をしのいだり、強い陽射しを遮ったりと便利なものです。
しかし、建物側だけで支える「片持ち」式の為、少しの風でも先端がフワフワ上下してチョット不安です。便利なものですが風に弱いのが欠点で、先端をパイプの支柱で固定すれば安心ですが、それも作ったり毎回の着脱が面倒、そこでまたしても横着者は考えました。
引っ張ってみたら? と、先端が少し下がり気味になる様に紐で引っ張るだけ。見ていると弱い風では全く上下せず、かなり強い風になっても下へは揺れますが、反発して上に動いても紐がピーンと張って停止。上方向の動きを紐で制約した為、上下動が増幅されて大きくなる事も無く、予想以上の効果を発揮して大成功。
200人を越える犠牲者を出してしまった今回の西日本豪雨、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
地元で防災用の通信手段に関わっている者として、情報の大切さを改めて痛感しました。ボランティアで情報の伝達手段について色々と構築してきましたが、残念なのは情報が有ったのにも関わらず避難しなかったり、遅れて犠牲になってしまった方がおられた事です。
正しい情報が与えられたとしても、そこでどう行動するかは究極の自己責任となってしまいます。このような場合情報の遅れなどを指摘する声も聞かれますが、行政は空振りを恐れずに早く避難情報を出し、受ける我々も『空振りで良かったね。』という気持ちが必要と感じました。
どんなものでも年月が経つと老朽化して来ますね。ここへ越してきて17年目を迎え、社屋だけでなく色々なところが老朽化してきました。
屋内のクロス張替えから始まり、外壁の防水塗装、内線電話の入替え、そして最後に駐車場の再舗装と大変でした。
屋根だけは以前ソーラーパネルを載せるときに塗装しておいたので今回の改修工事からは外れましたが、どれも大工事となりました。
どの改修工事も価値を上げる為のものではなく、現在の状態を維持する為の工事なので、多くの費用を掛けても価値が上がらないと言うところが残念です。
社屋や駐車場はお金を掛ける事である程度若返りますが、これが体の老朽化となるとそうは行かず、何と言ってもこれが一番悩ましいところです。
連休中の4月29日に山梨県の峠道を走行中の時の事、40km/h位で走行中の車の目前になんと大きなシカが左の土手から飛び出して来ました。
一瞬の事で私の車と対向車の合間を上手く飛び抜けて、反対側の山中へ消えて行きました。ドライブレコーダーに写っており、まさかシカがタイミングを取って横断したとは思えず、あと少しズレていたらとヒヤッとしました。
以前、北海道でも目の前の道路を、3~4頭のシカが続けて横切るのを目撃し、その時『シカは1頭飛び出すと後に続いて来るときが有る』言われた事があり1頭だけで良かった。
いつも運が良いとは限りません。運転も人生も常に気を付けて『安全運転』で。
今年は辛かった。 と言う人も多かったと思う花粉症。 私も20代の頃から40年以上付き合って来ましが、この時期は本当に辛いですね。
何と言ってもここ青梅は杉や檜の山が多く、花粉の本場?です。子供の頃は棒で杉の枝を叩き、花粉を散らせて平気で遊んだものですが、何でこんなになるんでしょうか?
私は毎年目薬と買い薬で対向しており、これが結構良く効き助かっていますので紹介しておきます。 タウロミンと言う漢方が配合された小粒の薬で、眠気や喉の渇き等も無く快適です。12錠を1日3回と書いて有りますが、私は症状が落ち着くと5錠くらいでも効きます。
決して製薬会社の回し者ではありませんが、お困りの方は一度お試しを。
中国で急に多くなったシェアリング自転車ですが、マナーやシステムはどうなっているのでしょうか?一番気掛かりなのは、余りお行儀の良く無い事では定評?のあるお隣の中国での事、使った後の放置等が気になります。
やはり道端や公園の隅など、正規の場所以外に乗り捨てられている自転車をかなりの台数見かけました。GPS付きの自転車にスマホを当てて使うシステムの為、誰がいつ、どこから何処まで使ったか管理されており、放置や壊した場合には罰金や解約の対象になるそうです。走る為の主動力?はもちろん人力ですが、GPSやスマホと繋ぐ為には多少なりとも電力が必要で、自転車をこぐ事で発電して充電しているそうです。
このようなシステムは日本でも広がりつつありますが、エコでクリーンな社会の為に是非うまく定着して欲しいものです。
中国の交通手段といえば、ひと昔前は自転車でしたが最近は車に取って変わりそれも高級車ばかりです。
そんな中国でまた自転車を多く見かけるようになりました。黄色や水色、橙といった綺麗なカラーリングの同じ型の自転車が、どこへ行ってもいっぱいです。
これは最近日本でも目にするシェアリング用の自転車で、300元(約4500円)のデポジットを払えば誰でも1時間1元(約15円)で使え、自転車にスマホを当てて決済するようでまさにIoT技術そのものです。
慢性的な渋滞と大気汚染の解決策か、通勤時間帯には多くの人たちが颯爽と街中を走っています。
しかし、使い方やマナー、システムはどうなんだろう?それは次回で・・・。
22日の昼ごろから降り出した雪が夜半まで降り続き、青梅市でも20cmくらいの積雪となりました。
昨年は出番の無かった高齢化対策で地元用に作った除雪機が今回の積雪がぶっつけ本番の初出場となりました。
地元の自治会で動かして除雪した様子がビデオで送られてきて、見るとほぼ思ったような動きをしてくれておりホッとしました。
一昨年の5月から何回かに分けてここで紹介した除雪機で、雪が無いことには試運転が出来ずにいましたが本番での初出場が試運転となり、とりあえず大成功!
除雪作業の様子はこちら
新年おめでとうございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
正月からする話でもありませんが、一休さんの唄に『正月や冥土の旅の一里塚、めでたくも有り、めでたくも無し。』と言うのが有ります。
今年で何とか六十六里まで来る事が出来、健康に感謝、感謝です。
これまで一度も他の仕事をした事の無い人間にとって、昔は良く隣の芝生が蒼く見えた事が有りました。ところが六十里を過ぎた辺りからそれが全く無くなり、むしろ今はこの仕事で良かったと心底思える様になりました。これから先あと何里進めるかは判りません。しかし他に出来る事の無い不器用な人間にとって、生涯現役を通すほかに道は無さそうです。
それまでの間、この変わり者にお付き合い頂けたら幸いです。本年も宜しくお願い申し上げます。
展示会も無事終了した翌日の23日から、久しぶりに温泉に来ています。
ここはサルが入浴する事で有名な、長野県北部にある地獄谷野猿公苑の近くの渋温泉です。野猿公苑では外国人観光客のほうが日本人より多くみられ、お猿さん達が気持ち良さそうに温泉に浸かっている事で有名です。
しかし、つい余計な事まで考えてしまう性分なもので、『温泉から上がった後は寒いだろうな?』と、以前真冬にここで湯上りのサルのお腹からツララが下がっているのを見ました。誰かタオルで拭いてやったら?なんて思ってしまいますが、サルに取っては余計なお世話なんでしょうね。
雪がチラつき始め大分寒くなってきました。私も早く宿に戻り温泉に浸かって暖まる事にしましょう。それでは また。
ハイウェイテクノフェア2017には多くの方々にお立ち寄り頂き、有難うございました。
昨年は風が抜ける情報板アクアウインドを出展し、今年は新開発のIoTポールとIoT情報板を出展しました。いつも思うのは『出展した新開発製品がそのまま売れたら、こんなに楽なことは無い。』と言う事です。無論、我々は即現場に導入出来る製品を目指して開発してはいますが、それが問題を提起するだけでも大きな意味が有ると思っています。IoT技術を駆使したこれらの機器は、遠隔地から操作や確認が簡単に出来る為、現地に赴き路肩に駐車しての作業が皆無となり、その為ここでの事故を全くゼロに出来ると言い切れる訳です。
これからも新しい技術を通して問題を提起していく、(株)アイテックスにご期待下さい。
今年も恒例のハイウェイテクノフェアのシーズンがやってきました。
弊社では毎年欠かさず新製品を出展しており、今年も例年通り新製品を出展すべく奮闘中です。
必ず新製品を出展すると簡単に言っても非常に大変な事で、開発時間や費用はもちろんですがテーマを何にするか?これが一番の問題です。
そこには『どんなに大変でも昨年と同じ物は絶対に出せない。』と言う”技術屋の意地”が有るからです。ましてや他社の製品を真似たものなどもってのほかで、技術屋のプライドが許しません。
新製品を楽しみにご来場頂くお客様の期待を裏切る様な事は出来ません。
今年は11月21日,22日の2日間で 新製品と一緒にお待ちしております。是非お立ち寄りください。
先月中国事務所のスタッフ伍さん陳さん夫妻と、その友人でFPC基板や実装などをお願いしている番さんの3人が観光で訪日し、打合せや見学の為会社にも立ち寄りました。
その時にたくさんの土産を持参してくれ、私は小さな可愛い植木ポットを頂きました。
何で私に不似合いな植木ポットなんだ? と思い箱を開けてよく見ると説明書とUSBケーブルが入っており、ポットの花を植えるところにはなにやら電極らしき金属の細い棒が突き出ていました。
このポットに草花を植えて電源スイッチをONし、花や葉っぱに触ると音楽が流れる仕掛けでした。どうも静電容量の変化か何かを検出しているものと思われ、私にくれた理由がわかりました。次は何をくれるか楽しみです。
最近IP無線に凝っており、無料のPTTアプリZelloでON AIR?しています。
以前ここで紹介したスティックPCをジャンクの業務無線機に組込み、IP無線用のレトロな固定機を作りました。
Windows用のZelloを入れ、PICでPTT制御を行いますがモニターが無いので、本来はHDMIコネクタを出しておく必要があります。
しかしそれも面倒なのでここでまた横着者は楽な方法を考えました。
TeamViewerと言う優れものの遠隔操作ソフトがあり、これが個人ユースならタダだから驚きです。
これを使ってiPadなどから接続し、画面をリモコン操作すればモニターは不要です。
次は何に使おうかな?
先日開催された、メンテナンス・レジリエンスTOKYO2017の第9回インフラ検査・維持管理展にて、X-TALK F22 に専用アプリを搭載し業務仕様とした
X-TALK F22 PRO をデビューさせました。多くの方々にごお立寄り頂き、有難うございました。
これは業務専用機としての位置付けでSOS機能やGPS機能を搭載し、様々なシーンにて手軽に使用できるPRO仕様です。
SIMフリーで買取式の為ローコストで提供され、話題のIP無線を手軽に導入できます。
専用アプリにより安易な操作で使用でき、アプリのカスタマイズも可能で御社独自の通信システムの構築も可能です。
X-TALK F22 PRO は貸出機の用意も有りますのでの詳細は こちら から。
先日友人からスティックPCと言うモノを紹介されました。
これはWindows8を搭載した立派なパソコンで、何と1万円以下で買えるから驚きです。
USBメモリーをチョッと大きくしたような形で、HDMIコネクタで大型テレビやモニターに接続して使います。ACアダプタとHDMIコネクタケーブルが付属し、本体にはWi-FiとUSBボート、ミニSDスロットまで装備しています。
今はUSBタイプの無線式マウスと、キーボードを接続して便利に使っています。メモリーを喰う用途には不向きですが、メールや動画を見る程度には充分です。
これは組込み用にはピッタリで、1つ良い使い道を思い付きました。
それは出来たら紹介します。
最近目に触れる事の多いIoTとM2Mですが、これは一体何なんだ。
IoT【Internet of Things】とは色々な物をインターネットに接続して、様々なサービスを提供する技術で、一方、M2M【Machine-to-Machine】とは機械同士を繋いでデータを共有化し、便利な社会に貢献すると言うもの。
先日これらの展示会に行ってきました。かなり盛況でしたがIoTの分野を見てみると、具体的な実施例としてはあまり多くは無く、何をネットワークに繋ぐか?となると、そう簡単には見つかりません。期待感だけが先行して皮算用にならなければ良いのですが。
弊社でも流行に乗る訳では無いですが、11月の展示会にIoT関連機器を出展すべく、現在開発中ですのでお楽しみに。
SIMフリーのIP無線機 X-TALK F22 の発売に伴い、X-TALKというロゴを登録する事になりました。いわゆる商標登録証です。
身近な例ではCoca Colaの文字の右下に®が付いたロゴがそれです。この®は『このロゴは登録されていますよ。』と言う意味で表示の有無や位置は自由です。ロゴの登録は比較的簡単で自分でも出来、費用もそれほど掛かりませんが、ここで初めて知った事がひとつ。
役所に対して登録料などを払う時は普通は収入印紙だと思っていましたが、 しかし、ここでは聞いた事の無い特許印紙という印紙使います。それを知らずに収入印紙を購入してしまい、払い戻しに大変な手間が掛かりました。
新発売のX-TALK F22 はこちらから。
先日、群馬県の某自動車メーカーのサプライヤーにて、風洞を使用しての試験に立ち会いました。
アクアウィンドを走行中に見立てて風を当て、そこに発生する効力や風の流れ、共振による振動などを計測するものです。
風による抗力の大きさはよくCD値として表現され、小さいほど風による抵抗力も小さいとされています。抗力はW=1/2*p*Vv*C*A(抗力=1/2X密度X流速XCD値X面積)で計算され、CD値が面積(投影面積)と掛け算される為に、風が当る面積は出来るだけ小さいほうが良いことがわかります。アクアウィンドは表示部を風が抜ける構造の為にCD値も小さくなり、軽量化の効果もあり低燃費や安定した走行性が期待できます。 詳しくは こちら
寒い日が続きますが会社の中はエアコンが効いて暖かいです。
しかし、当たり前ですが暖かい空気は上のほうへ、冷たい空気は下のほうへ行ってしまいます。
事務所は天井が割合と低いので良いのですが営業事務所と現場は天井が高く、エアコンの設定温度を上げても頭が熱く足が冷たくなってしまいます。
そこで室内の空気を循環させるシーリングファンを取り付ける事となりました。
取付け作業はいつものチームで行う事になり、安全ためヘルメットをかぶり高い脚立に上って、1日掛かりで5台のシーリングファンを無事取り付けました。
結果は良好で以前に比べると高低差による温度の変化はかなり小さくなったようで、これで電気代も減少しだいぶエコになったと思います。大変ご苦労様でした。
昨年より製作していた、工事規制などに使用される標識車用の大型LED情報板が完成しました。世の中に無いもの、有っても使い勝手が悪いものに特化して開発・販売を進めてきたので、このような日常よく見かけるものは製作意欲に駆られませんが、欲しいと言われれば出来ないと思われるのもメンツに関るので作らないわけにもいきません。フルカラーの多目的情報板に使用されている、16X32ドットのLEDユニットを横4枚、縦8枚並べ、表示面が1,280X1,280mmの大型情報板となりました。LEDピッチは10mmとこのサイズの情報板としてはかなり細かい部類で、しかもRGBのフルカラー仕様で文字だけで無く動画も表示できる優れものです。
完成して出荷の為にトラックに載せると様になりますね。やはり作って良かったです。
XーTALK F22を来春より販売開始予定です。F22と言っても物騒な戦闘機ではありません。AndroidをプラットホームとしたIP無線機仕様のスマートフォンで、専用のIP無線機と比べると安価で手軽に運用でき、もちろんTELEC認証済みなので国内に於いて安心して使用できます。動作の安定したスマホに、PTTアプリと呼ばれるIP無線機化する無料アプリをインストールしてIP無線機として使用します。通信距離はドコモなどの3G回線に接続して通話し、全国が通話可能エリアとなります。DMMなどのMVNO各社より安価にて提供されている、1GBで480円/月くらいの格安SIMで1ヶ月十分に運用が出来ます。元々スマホなので免許や許可、資格等の法的規制を一切受けないのも大きな特徴です。同報性や即応性と言った無線機の利便性を継承しつつ、無線機の欠点である短い通信距離、雑音や混信、通信の漏洩等は全て解決します。
バッテリー充電用のオルタネーターをバッテリーに接続し、使わない期間が長いためにバッテリーの自己放電防止用にKILLスイッチを取付け、これをOFFすることでバッテリーを完全に切り離します。
電動油圧モーターとウインチ用の反転切替リレーボックスを作り設置します。このリレーボックスはジョイスティクに接続し、ジョイスティックのレバー1本でプラウを左右、上下に動かすことが出来て非常に便利です。
エンジンスイッチは大型のキノコ型非常停止スイッチに交換し、緊急時には叩くだけで停止できます。夜間の作業も考慮して捨てないで取って置いたランプを2個左右に設置してこれで完成。
次回は雪が降ったら紹介します。 完
ハイウェイテクノフェア2016にて初お目見えの、『アクアウインド』を搭載して展示するための展示用車両が完成しました。
イチから制作するのは大変なので中古車を探しましたが、これが簡単には見つからず、取引先である東京日産営業担当の高橋君が協力してくれました。そんな中、岡山で1台見つかったとの事で資料を見るとなかなか良さそうです。長旅を経て会社の駐車場に黄色い展示車が到着、突貫工事で新製品の取付を行い汚れや傷を落してお化粧して完成させました。
長い間、岡山で道路維持車両として頑張ってきましたが、今度は我々と一緒に展示用車両として余生を過ごす事となりました。
11月1日,2日のハイウェイテクノフェア2016でお会いしましょう。
アングルを使って台車にスノープラウを取り付ける作業に入ります。
スーノープラウの支持パイプ先端を支点にしてプラウが上下に動くようにし、この動作はネットで購入した小さいウインチで行いプラウの先端を上げるときはワイヤーを巻き、下げるときはワイヤーを巻き戻して自重で下がるようにします。スノープラウを上下させるウインチの操作は、手元でジョイスティクを前後に操作して行います。バッテリー充電用のオルタネータを取付け、常時回転しているエンジンのプーリーにVベルトを介して接続します。
これで機械的な構造部分は完了し、外観上見た目にはほぼ完成しました。
次回は電動ウインチや電動油圧シリンダを動作させる為の配線作業です。 つづく
中国、深センの地下鉄1号線に華強路という駅があり、降りるとそこは電子城と言われる中国一の電子街です。中国出張の際は帰国の前日に1日時間を取り、色々とこの国の電子事情を物色してきます。
ここには昔の秋葉原の電子街を超大きくしたような部品売り場や、パソコン、携帯、スマホ、無線機、LED、カメラやセンサーなどの防犯関連等々カテゴリー別に建物や売り場が分かれています。最近では話題のドローンなどもデモで飛んでいます。仕事柄特にLED市場は念入りに観て廻り、ついでに大好きな無線分野にも興味をそそられます。
しかし、今回の視察?では異変が見られ撤退して空いている売り場が多く、それも全ての分野で多くの空きが目立ち寂しい感じがしました。
ネットで幅1,100mm、高さ380mmの丁度良いサイズのスノープラウを入手しました。手動で左右に首を振ることが出来て75mmの角パイプで支持するようになっており、未塗装ですが使い勝手は良さそうです。
このスノープラウには2点の改良を加えます。1点目は左右の手動首振りを以前購入してあった電動油圧式のシリンダを取付け、操作盤のジョイスティックで左右に動くようにします。これにより実際の除雪時はかなり操作しやすくなると思います。もう1点はスノープラウの先端が道路面に接触しないように、キャスターを上下調整ができるようにして、スノープラウの背面に2個取り付けて全体を塗装して完了です。
次回はプラウを台車に組付ける作業です。 つづく
除雪幅が1m以上となると車輪式では接地面が小さく、滑って雪を押すことが出来ません。戦車のキャタピラのようなゴムクローラの付いた動力台車が向いていると考え、ネットで色々と探した結果写真のような中古台車を入手しました。
これは農機具の脱穀機を載せている台車の部分で、脱穀機が壊れたために台車だけにしたものです。5馬力のガソリンエンジンを搭載し、前進2速、後退1速のシンプルなもので、曲がるときは曲がりたい側のクローラを止めて、無理やり滑らせながら旋回するサイドクラッチ式です。畑の泥を高圧洗浄機で洗い流してエンジン周りの掃除と点検を行い、不要な部品類を撤去し再塗装してお化粧させました。
次回はスノープラウの調達と改造です。 つづく
私の地元でも高齢化や過疎化が進み、ここ何回か降った大雪では生活道路の除雪に苦慮しています。国道はある程度行政により除雪されますが、市道となると住民による除雪になってしまいます。
一般的な除雪機は雪を遠くへ飛ばすタイプの物が多く、この手のものは住宅が道路わきにあるような場所では使えず、雪を押していくスノープラウと呼ばれる板の付いたものが向いています。ネットで探しても写真のようなもしか見つかりません。価格も14万といい値段ですが除雪できる幅が狭く、玄関先の雪を掃く程度で道路を除雪するのはチョッときつそう。
『無い物なら作るしかない。』と、除雪幅が1m以上の除雪機を作ることにしました。
来シーズンまでには何とかなるでしょう。 つづく
新しい考え方のLEDを使用した320mmフルカラー基板が完成し、製品化されています。カラーLEDを扱うのに際し、色の合成に付いて考えてみました。
光の3原色は皆さんご存知のように赤、緑、青でこれを全て合成すると白になりますが、それが色の3原色では黒になります。 不思議ですね。
どちらにしても合成色は8色ですが虹は7色と言いますね。 これは黒を除外しているからです。
では中間色はどうするの? 各色に輝度の段階を付け例えば赤と緑で黄色ですが、赤の輝度を上げると橙色になります。
各色に16段階の輝度があると組合せは16の3乗となり、4096色の表現が可能となります。新発売の『どこでも情報板mini color』は8色表示ですが可愛いです。
春節(中国のお正月)直前の中国出張でのこと、香港へ着陸直前のアナウンスで地上の気温はなんと4℃と、後でニュースでは1℃まで下がったとの事。
香港も中国事務所がある深センも比較的温暖で、冬でも10℃を下回ることは殆ど無い地域ですが、この日の朝雪が降ったと事務所の小姐が言っていました。
香港のタクシーにはヒーターが無く、深センのホテルもエアコンは冷房のみ、Warmに切り替えても冷たい風が出るだけ。
訪問する工場や事務所はどこも冷蔵庫の中で仕事をしている感じ、唯一中国事務所のエアコンは暖房付きで助かりました。
30年以上も前から中国へ行っていますが、こんなに寒い冬は初めてです。これも異常気象の影響でしょうか?
一般的なLED表示器は普通16X16ドットで構成されています。でも実際に表示される文字は全角1文字が15X15ドットなのです。
16ドット使えば大きい文字が表示できるのに何で?と思いますがこれには理由があり、16ドットにしてしまうと左右上下の文字と繋がってしまいます。
しかし、1行表示の場合であれば縦方向の16ドット目は不要で、一生涯点灯することの無い無駄なLEDとなってしまいます。
そこを考慮して省資源化した製品が、昨年発売して好評を得ている『ブラインド型車両搭載情報板』です。
15X40ドットで構成された車載用情報板で、約330mmの全角2文字半の表示を行います。
最近良く耳にする『降り始めてからの雨量』を計測したいとの要望が地元自治会よりありました。昨年設置した雨量計は順調に動いていますが、リアルタイムの雨量の他に積算雨量を知りたい訳です。毎回音声通報させる方法は聞き逃すことが考えられるため、自治会役員のお宅に表示器を置く方法で考えました。方法は雨量計から10mmに1回信号を送信し、それをカウントして表示させるもので、6時間連続して降雨が無いとリセットします。表示器には壊れたデジタル時計を使い、1の位は0を固定表示し12時間表示時計の為千の位は1しか表示できません。
表示は1990mmまでですが、実際にそんなに降ったら大変です。
いよいよ冬、車の冬支度と言えばタイヤ交換ですね。
愛車jeepのタイヤは大きくて重く1本が30kgくらい有りしかも5本も、若い頃は何とも思っていなかった作業が年々きつくなってきました。 ジャッキアップして外すまでは良いのですが、取り付ける時が大変。
そこで楽をしようと横着者が考えたのが名付けて”お助けボード”。これにタイヤを載せてボルトに近づけ、ジャッキで高さを調整しながらタイヤを回転させ、ホイールの穴とボルト位置を合わせます。後は簡単、そのまま前進させてボルトをホイールの穴に通し、ナットを締めれば1本完了。
工場に頼めばと言われますが、これが年2回の楽しみです。『横着は思考の母』ですかね?
7月の日照不足は異常で農作物だけで無く、我が社のソーラー発電にも大きな影響を与えました。
近年は大雨や大雪、異常高温 そして多発し巨大化する台風などの異常気象に加えて、東日本大震災以後多くなった地震や各地で活発化する火山活動などと異常としか言えません。考えてみれば5月に過去最大の発電量を記録したのも異常だったのかも知れません。『異常も続くと正常になる』
比較的平穏な環境下で暮らして来た我々にとって、最近の環境を異常と感じますが、この異常も頻繁に起こると正常に感じて来てしまいます。地震などはマヒして少しくらい揺れても殆んど驚かず、何が異常で何が正常なのか判らなくなります。何事もマヒしないように心掛けましょう。
以前リトアニアから個人輸入したまま埃をかぶっていた、ニキシー管式の時計のキットを完成させました。
若い人は見た事が無いでしょうが、昔の数字表示管で高価な測定機などに使われていました。 オレンジ色でボヤーッと表示される綺麗な形の数字が私は好きです。
今は7セグメント式が主流ですが、これも良く考えられていてそれなりに正しい形の数字を表示はしますが、唯一『4』だけは少し無理があります。
正しい4は頂点がくっ付いていて、よこ棒も右に突き出ています。4だけ正しく書けない子供が多い?と言う話しを昔聞いた事もあります。擬似的に英字も表示させようと工夫の跡もみられます。丸みが無くなって来たのは世の中だけでは無いようです。
以前、愛車のジープで長野に出かけたときの事、農道で脱輪して側溝にはまり近くの農機具修理工場の人に頼んで引き上げてもらった苦い経験があり、昔から欲しかったウインチ益々欲しくなりました。
ネットで調べたり、行きつけのジープ屋の親父さんに相談しましたが、本体と取付け工賃で約30万弱とのこと、自分にとって本当にウインチが必要なのかずいぶん悩みました。
そして『ウインチとはジープ乗りにとって保険やお守りのようなもの』と言った親父さんの一言で、たとえ使わなくとも価値はあるなと決心しました。
単独行動の多い小生にとってウインチは非常に頼もしい相棒です。ジープだけでなく人生でも仕事でも良き相棒は大切ですね。
渋滞中の中央道での1ショット、あれ! この渋滞情報板故障しているの?
各種のLED情報板を設計、製作、販売まで行っている会社の1員としてはちょっと気になる1枚の写真です。
参考のために少し解説しましょう。
普通はアンバー1色の表示のはずですが、これは上が緑で下が赤のグラデーション表示になっていて故障しているのでしょうか?
いいえ、故障ではなくこれは緑色の表示と赤色の表示を高速で交互に切り替えて表示しているもので、人間の目には合成色のアンバー色に見えるのです。カメラのシャッター速度が速いと瞬間的には、このように別々の色である事がわかります。何事も注意深く見て騙されないように気をつけましょう。
社屋の脇にある植込みのサツキが、今年もピンク色のきれいな花を咲かせてくれました。ほとんど手入れもせずに放っておいても、ちゃんと季節の変化を知っているようです。先日、半日掛かりで花の散った後の植込みを、植木用のバリカンで刈り込みきれいに整えました。。昨年は忙しくて刈ってやることが出来ず、今年は2年ぶりなのでかなり延びていて久しぶりの作業で疲れましたが、刈り終わった後の植込みは散髪に行った後のようにサッパリしました。
来年もきれいに咲いてくれるように肥料と水をたっぷりとやり、慣れない仕事でクタクタになって作業終了。
植物にも人にも肥料や水、そして思いやりは大切ですね。
会社の駐車場から道路に出るとき、植込みの為に右側が見にくくなっており注意が必要です。以前より出庫を知らせる黄色の回転灯はあり、駐車場より出る車を検知して回転灯を廻していましたが、さらに安全性向上のため自社製品の16X32ドットLED表示ユニットを2枚使った出庫警告表示器を製作して設置しました。製作と設置は製造のH君が行い、ピッチ10mmで32X32=1024ドットの赤色高輝度LEDを使った表示器のため、30~40m程度離れた位置からでも十分に認識できるものです。これにより道路を通行する人や車には出庫車が有る事を告知できますが、それより先にまず一旦停止して良く確認することが重要です。
駐車場から出るときだけでなく常に安全運転に心がけましょう。
このLEDユニットの詳細は こちら
『アイテックス青梅発電所』と言う名称で、最大出力30Kwのソーラー発電システムを一昨年の5月に竣工させました。
早いものでもう2年が経ち今年の5月に最大発電量記録を更新しました。
もともと5月は一般的に一年を通して一番発電量の多い月ですが、今年は特に日射量が多かったようです。多いときは良いのですが、これが少なくなったとき本当に日射量不足なのか、それとも故障なのかわからず不安ですね。
そこで弊社の製品『ソーラー発電監視システム』が設置してあり、これはパネル1枚の異状でも検出でき、相対的比較方式により安価で高精度検出が可能となり安心です。
詳しくは こちら
中国最大のネット通販「淘宝(タオバオ)」で欲しい物を見つけると現地の中国人スタッフに代行をお願いしています。
今回は夏に備えて扇子とヘアアクセサリーを購入してみました。
どちらも日本よりかなり低価格。
扇子は品質に少々のバラツキがあったものの、ヘアアクセサリーは日本国内販売品と同等レベルでした。
安価で品質の良い物を仕入れて、いつかオンラインショップの開店や輸入代行業務へ繋がると良いと考えています。
例によって地元自治会からまたお声が掛かりました。
今度は何か? と話を聞いてみると、市役所より送信される防災行政無線放送の難聴地域対策として、すでに設置されている自前の防災無線中継局を利用して、放送の音声を自治会管内再送信させると言う計画です。
今回は市の防災課も乗り気で全面的な協力が得られるだけで無く、かなり期待されている感じが有り責任も重大です。
これはスピーカーから大音量で放送される為に、近くで調度良い音量だと遠くでは聞こえず、遠くで調度良いと近くではうるさいと言われ、『距離の二乗に反比例して減衰・・・』と言うやつで物理的に考えても無理が有り、この難聴地域対策についてはどこの自治体でも苦慮しているようです。年度末までに何とか完成させ現在試験運用中です。
昨年から社内の省エネに取り組み、自社製品のデマンドコントローラーを設置してがんばりました。
弊社は高圧受電しており、過去1年間を30分間隔で計測した最大電力が契約電力となる仕組みのため、常に最大値を超えないように監視しておく必要があります。
冬季にピークが発生するのですが、出社後一斉にエアコンを起動させるところを、タイマー設定して時間差で起動したり、最大値を超えそうになると警告が出るので、一時的にエアコンを止めるなどの対応をして38Kw契約を36Kw契約に下げることが出来ました。
金額にしてしまえば年間2万3千円程度ですが、たとえ少しでも減らそうとする努力が必要です。
開発中の新製品の試作用に購入した3Dプリンターがやって来ました。
到着した荷物を開梱して一見『何だこれなら俺でもできるジャン』と思ったものの、価格からしてみると非常に良く出来ています。そこで『他人の作った物にケチをつけるのは簡単、自分で作ってからにしろ』と思い直しました。
プリンターの操作はK君が担当して、最近ではなんとか3D CADも扱えるようになりましたが、それでも色々難しい所が多いようで苦しんでいます。見ていると各部の移動量や速度、温度等々パラメータの設定箇所の多い事に驚かされます。
それからしてかなり微妙な設定を必要とするマシンのようです。
昨年これでピストルを作った記事が話題となりましたが『そのような技術や根気強さ、経験を世のため人のため、そして自分のために使ってほしいものです』
先般設置した地元自治会の防災無線中継局に自前の雨量計を設置する案が持ち上がり、私に話が廻って来ました。
地元自治会管内の多くが土砂災害警戒区域に入っており、近年の異常気象で起こる土砂災害は他人事ではない訳です。
雨量をPICで自動的に計測し、『只今の雨量○○mmです。』と音声により雨量を送信するシステムを作りました。
このようなシステムに活躍の機会が無いことを祈りますが、備えあれば憂い無し、転ばぬ先の杖、昔の人はうまい事を言ったものですね。
40年以上技術に携わって来ましたが、どんな分野でも自分の作ったものが喜ばれるのは何度経験しても嬉しいもので、このボランティア当分やめられそうにありません。
地元の自治会から私個人に緊急時に使用する自前の防災無線通信網の構築に付いて協力要請がありました。
先般の東日本大震災の際、携帯電話に障害が発生したことをふまえ、高齢者宅などの安否確認や自助による防災活動に使用するのが目的です。
細長い地域のため電波が届かないので急遽中継局を設置する事になりました。
会社で廃棄されていたジャンク品等をかき集めて、災害時の停電でも運用可能なソーラー式電源を搭載した中継局を市民センター屋上に設置しました。
自分の持っている技術や知識が仕事以外でも人の役に立ち、頼りにされている事に喜びを感じました。
部品も人間もジャンクになってもまだまだ捨てたものじゃ無い?!
40年余りお付き合いのあった無線仲間のTさんが7月に亡くなったと聞き、お線香をあげに行って来ました。
私より20歳ほど先輩で、昔一緒に日本で初めてのアマチュア無線用の山岳中継局を作って、地元の御岳(みたけ)山々頂に設置した頃の事を懐かしく思い出しました。
その頃の技術や経験は今でも仕事や、地元自治会用防災無線網の設置等に役立っています。
帰りに懐かしい無線機を形見にと頂いて来ました。
私もいつの日かそちらに行く時がやって来ます、その時は又一緒に無線やりましょう。
Tさん、長い間大変お世話になりました。ご冥福をお祈り致します。
「皿ナット」って聞いたことありますか?
「皿ネジ」が有るのだから「皿ナット」もありそうですね。
開発中に薄い樹脂板を2枚重ねてネジ止めするために、どうしても「皿ナット」の必要が生じ、ネットで検索しても全くヒットしないのです。 では作ろうと色々と当りましたが国内では高価で予算が合わず、やっと中国で加工してもらう事が出来ました。
おかげで「ブラインド型車輌搭載情報板」が無事完成し、発売に至りました。
森信螺子の周さん 有難うございました。
世の中、有りそうで無いという物も有り、そこを解決するとビジネスに繋がると感じました。
タクシーで深センの街中を走っていると遠方の道路脇街路樹の中にちょっと変かな?と思われるモノを発見。
近づいた時によく見ると樹木に似せた携帯電話基地局のアンテナでした。
それが非常に良く出来ていてボケーッと見ていたら気が付かないくらいです。
日本でも最近多く見かける携帯電話のアンテナ、特に山中に設置されているものなどはこれを採用したら自然に溶け込み景観維持に役立つのでは!?
タクシーにタダ乗っているだけでなく、常に周囲に関心を持つことが新しい発見や発想に繋がり・・・そしてボケ防止になるのかも? と考える社長でした。
草津の保養所に行き始めて10年以上経ちますが、行ったら帰りたくないぐらい良い所です。
湯畑に行ったら必ず食べる温泉卵、生卵と同じ用にトントンして割りたれを入れて食べます。 美味しいのは一瞬にしてつるってお腹の中に・・・
次は長寿屋さんの熱々の温泉饅頭をお茶と一緒にいただきます。 これも美味しくてたまりません。
商店街は行くたびに新しいお店が出来ていたり毎回行っても新たしい発見があります。
草津に保養所がありすごく幸せです。社長有難うございます。by S
11月出展予定『ハイウェイテクノフェア2014』に合わせて発売予定の道路用新商品をいくつか製作中です。
先日発売を開始した「どこでも情報板」に続き、ルーフキャリアに設置し車内から展開-表示-切替-格納の操作可能な「起立展開型車両搭載情報板」、リヤウインドウに内側から設置しブラインドのような感覚で取り付けたまま運転や表示が行える「ブラインド型車両搭載情報板」、薄型軽量でソーラーパネルとリチウムイオン電池により単独運用できる「ソーラー式薄型省電力情報板」、バッテリーと特小無線機により離れた場所に独立設置し仮設運用も行える「単独設置型ドップラーセンサー」と道路用製品を順に発売いたします。
近頃社内のカメラマン化しているSさん。
会社近くの茶畑通りを通った際にひまわり畑を見つけ、車を止めて撮影。
ひまわりは太陽を追って向きを変えると思っていたのですが、それは開花前までで開花すると東を向くそう。実際にこの向日葵たちも東を向いていたそうです。
写真を撮る機会が増えたせいか、確実に撮影力が上がり観察力も養われているようで、やっぱり経験は成長へ繋がっているのだと感じたのでした。
社員のI君。マイレージの有効期限が迫り、せっかくならば最近気になっていた富士山の噴火の対策を学ぼうと鹿児島の桜島へ。
市内の様子やホームセンターを見学。
街中の火山灰はよく清掃され灰置場も数多くあり、もう生活の一部になっているのか特に混乱もなく私たちの住む東京の郊外と大きな違いは感じられなかったそうです。
とりあえずヘルメット、コーグル、レインコートなどを購入したとの事。
「備えあれば憂い無し」ですね。
ゴールデンウィーク中の4月28日、会社から1時間30分位のところにある山梨の小菅フィッシングヴィレッジに行ってきました。
山裾にはまだ雪も残っており、新緑の大自然の中で釣をしながらのバーベキューを満喫いたしました。マスを焼くにも社長のアイデアで中までじっくり焼けるようにバーベキューコンロにアルミで台を作り、串が回らないようにクリップで押さえ焼き具合最高の美味しいマスをいただくことが出来ました。仕事も遊びでもアイデアいっぱいの会社でみんな楽しく働いています。
最近はすっかり春らしくなりましたが、この冬の大雪で大活躍したのがジープに取り付けたスノープラウでした。
駐車場が広く、人力での雪かきは限界があると考えた社長は、大雪の予報が発表されるとスノープラウをオークションで落札し、自身の愛車であるジープに取り付けて従業員の雪かき作業を楽にしてくれました。
少ない予算で作業効率を高め、「出来ることは自分たちで」というものが形になった物の1つです。